Kシリーズ端末エミュレータをインストールしたアカウント以外で利用する場合は、以下の手順で「環境設定保存フォルダ」にフルコントロールのアクセスを許可してください。これが、Kシリーズ端末エミュレータ利用ユーザーの追加登録相当の操作となります。
準備
まず、環境設定保存フォルダ"KWSEMU"をエクスプローラで開きます。(前述の「環境設定保存フォルダの開き方」参照)
注意
アクセス許可は「環境設定保存フォルダ」へのショートカットを右クリックして表示されるプロパティへの設定ではありません。必ず、通常(左)クリックで実体のフォルダを開いてから実施してください。
- 1.エクスプローラから環境設定保存フォルダ(KWSEMU)を右クリックし、プロパティを選択します。

- 2.「KWSEMUのプロパティ」が表示されるので「セキュリティタブ」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。

- 3.「KWSEMUのアクセス許可」が表示されるので、「追加」ボタンで「グループ名またはユーザー名」に、Kシリーズ端末エミュレータの利用を許可するアカウントを追加します。

- 4.追加したアカウントに対し、フルコントロールのチェックボックスをチェックし、「OK」ボタンをクリックします。

- 5.「OK」ボタンをクリックし、アクセス許可の設定を完了します。

参考
Kシリーズ端末エミュレータの利用者が所属するグループを作成(Windows(R)の機能)しておくことで、グループ単位で環境設定保存フォルダへのアクセス許可を設定することができます。
ポイント
ドメイン環境でKシリーズ端末エミュレータを利用する場合、運用時と同じドメイン環境でアクセス許可を実施してください。運用時の環境がセットアップ時の環境と異なる場合は、改めてアクセス許可を行う必要があります。
詳細は、ログインアカウントおよび所属グループのアカウントの状態についてドメインサーバの管理者に確認してください。