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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.5<FUJITSU Cloud Service K5環境編>
FUJITSU Software

4.1 クラスタインタコネクト用IPアドレスの変更方法

クラスタシステムを構築後に、クラスタインタコネクト用のIPアドレスを変更する方法について説明します。

◆操作手順

  1. クラスタを構成するすべてのノードで/etc/default/cluster を編集し、IP アドレスと相手ノードのIPアドレスを変更してください。

    nodename <CF ノード名>
    clustername <クラスタ名>
    device /dev/ip0 <IP アドレス> <ブロードキャストアドレス> <相手ノードのIP アドレス>
  2. クラスタを構成する、すべてのノードでシステムをシャットダウンしてください。

  3. 2.1.4.2 クラスタインタコネクト用ポートの作成”で作成したポートの設定を変更し、IP アドレスを変更してください。

  4. クラスタを構成するすべてのノードでシステムを起動してください

  5. CF の設定を確認します。

    以下の項目について確認します。

    • すべてのノードがクラスタ参入できていることを確認

      クラスタシステムを構成する任意の1ノードで以下のコマンドを実行し、Node にすべてのノードのCF ノード名が表示されること、State がUP であることを確認してください。

      # cftool -n

      # cftool -n
      Node   Number   State   Os     Cpu
      node1       1      UP   Linux  EM64T
      node2       2      UP   Linux  EM64T

      NodeにすべてのノードのCFノード名が表示されること、StateがUPであることを確認してください。

    • CF over IP の設定が有効になっていることを確認

      クラスタシステムを構成するすべてのノードで以下のコマンドを実行し、Device が/dev/ip0 と表示されることを確認してください。

      # cftool -d

      # cftool -d
      Number Device   Type  Speed  Mtu   State   Configured   Address
      4      /dev/ip0  6     n/a   1392  UP      YES          0a.00.00.c9.00.00

      Device に/dev/ip0 のみが表示されることを確認してください。

    上記で問題があった場合、/etc/default/cluster に設定したクラスタインタコネクトのIP アドレス、相手ノードのIP アドレスに誤りがないかを再確認してください。

参照

cftoolコマンドの詳細については、cftoolのマニュアルページを参照してください。