K5環境では、同一アベイラビリティゾーン(以降、AZと略)内に構築された仮想サーバ上にPRIMECLUSTERを使用することができます。仮想サーバ間のデータ引継ぎには、Global Disk Services(以降、GDS)のサーバ間ミラーリングを使用します。
PRIMECLUSTERを使用することにより、オートスケール機能やオートフェイルオーバ機能に比べ、以下の利点があります。
仮想サーバ異常発生時、待機系VMもOS起動状態から切り替えるため、運用系の仮想サーバから待機系の仮想サーバへの切替えが短時間
業務アプリケーションの監視を行うことで、業務アプリケーションの異常発生時に待機系の仮想サーバへの切替えが可能
図1.1 K5環境でのクラスタシステム
参照
K5の詳細については、“FUJITSU Cloud Service K5 IaaS サービスポータルユーザーズガイド”、“FUJITSU Cloud Service K5 IaaS APIユーザーズガイド”、“FUJITSU Cloud Service K5 IaaS APIリファレンスマニュアル”参照してください。