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Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

27.4.3 リソース登録

27.4.3.1 RDBリソースの登録

RDBリソースの登録は運用ノードで行います。
RDBリソースの登録方法については、“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。

  1. RDBシステムのクラスタシステムへの登録

    rdbhsrscコマンドを実行し、RDBシステムをクラスタシステムへ登録します。

    SysNode名は待機ノード名を指定します。

    rdbhsrsc -a -m standby -n SysNode名
  2. RDBリソースの作成

    27.4.1.3 Symfoware Serverのセットアップ”で作成したRDBシステムに対応するRDBリソースを作成します。

    RDBリソースの作成には、“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”を使用します。

    表27.8 RDBリソースの設定内容

    設定情報

    設定値

    リソースタイプ

    Symfoware

    RDBシステム名

    作成したRDBシステム名(デフォルトでセットアップした場合は“RDBESI”)

    RDBリソースの作成には、hvwコマンドを使用します。

    表27.9 RDBリソースの設定内容

    設定情報

    設定値

    リソースタイプ

    Symfoware

    リソース名

    作成したRDBシステム名(デフォルトでセットアップした場合は“RDBESI”)

  3. RDBリソースの登録

    作成したRDBリソースをuserApplicationに登録します。


    userApplicationへの登録は、“userApplication Configuration wizard”を使用します。
    userApplicationへの登録方法およびuserApplicationの属性の設定方法については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。


    userApplicationへの登録は、hvwコマンドを使用します。

27.4.3.2 状態遷移プロシジャのリソース登録

  1. 状態遷移プロシジャのリソース登録

    以下の状態遷移プロシジャをBasicApplicationに登録します。

    • userApplication名.APFW_NS_INTERSTAGE

    • userApplication名.JMX_INTERSTAGE

    • userApplication名.IS_INTERSTAGE

    • userApplication名.ES_INTERSTAGE

    JMS-Rを利用する場合は、MQDシステム名.MQD_INTERSTAGEの状態遷移プロシジャをISIサーバのセットアップ後に登録します。ISIサーバのセットアップについては、“27.5.1.2 ISIサーバのセットアップ”を参照してください。

    注意

    各ノード(運用ノード、待機ノード)において上記状態遷移プロシジャの登録が完了していない場合、リソースの登録はできません。


    状態遷移プロシジャの登録には、“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”を使用します。
    “userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”を利用して、登録します。
    “userApplication Configuration wizard”については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。


    状態遷移プロシジャの登録には、hvwコマンドを使用します。
    hvwコマンドの詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。

  2. userApplicationへのリソースの登録

    登録したリソースをuserApplicationに登録します。
    登録時に、userApplicationの属性“StandbyTransitions”に“ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest”を設定してください。
    userApplicationへの登録方法およびuserApplicationの属性の設定方法については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

27.4.3.3 動作確認

PRIMECLUSTERのCluster Admin(GUI)を使用して運用ノードを起動し、運用ノードのuserApplication(“27.3 クラスタシステムの事前設定”で作成したuserApplication)の状態がOnlineであることを確認してください。
また確認後、待機ノードに切り替え、待機ノードがOnlineになることを確認してください。
Cluster Admin(GUI)については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

注意

起動優先順位が正しくない場合は、以下の手順に従って対処してください。

  1. Web-Based Admin View クライアントが起動しているWebブラウザを終了します。

  2. Webブラウザを起動します。

  3. Web-Based Admin Viewを起動します。

  4. userApplication Configuration Wizardを起動します。

  5. アプリケーションを削除します。
    なお、アプリケーションだけを削除してください。配下のリソースは、削除不要です。

  6. 削除したアプリケーションを再度作成します。