RDBリソースの登録は運用ノードで行います。
RDBリソースの登録方法については、“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
RDBシステムのクラスタシステムへの登録
rdbhsrscコマンドを実行し、RDBシステムをクラスタシステムへ登録します。
SysNode名は待機ノード名を指定します。
rdbhsrsc -a -m standby -n SysNode名
RDBリソースの作成
“27.4.1.3 Symfoware Serverのセットアップ”で作成したRDBシステムに対応するRDBリソースを作成します。
RDBリソースの作成には、“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”を使用します。
設定情報 | 設定値 |
---|---|
リソースタイプ | Symfoware |
RDBシステム名 | 作成したRDBシステム名(デフォルトでセットアップした場合は“RDBESI”) |
RDBリソースの作成には、hvwコマンドを使用します。
設定情報 | 設定値 |
---|---|
リソースタイプ | Symfoware |
リソース名 | 作成したRDBシステム名(デフォルトでセットアップした場合は“RDBESI”) |
RDBリソースの登録
作成したRDBリソースをuserApplicationに登録します。
userApplicationへの登録は、“userApplication Configuration wizard”を使用します。
userApplicationへの登録方法およびuserApplicationの属性の設定方法については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
userApplicationへの登録は、hvwコマンドを使用します。
状態遷移プロシジャのリソース登録
以下の状態遷移プロシジャをBasicApplicationに登録します。
userApplication名.APFW_NS_INTERSTAGE
userApplication名.JMX_INTERSTAGE
userApplication名.IS_INTERSTAGE
userApplication名.ES_INTERSTAGE
JMS-Rを利用する場合は、MQDシステム名.MQD_INTERSTAGEの状態遷移プロシジャをISIサーバのセットアップ後に登録します。ISIサーバのセットアップについては、“27.5.1.2 ISIサーバのセットアップ”を参照してください。
注意
各ノード(運用ノード、待機ノード)において上記状態遷移プロシジャの登録が完了していない場合、リソースの登録はできません。
状態遷移プロシジャの登録には、“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”を使用します。
“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”を利用して、登録します。
“userApplication Configuration wizard”については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
状態遷移プロシジャの登録には、hvwコマンドを使用します。
hvwコマンドの詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
userApplicationへのリソースの登録
登録したリソースをuserApplicationに登録します。
登録時に、userApplicationの属性“StandbyTransitions”に“ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest”を設定してください。
userApplicationへの登録方法およびuserApplicationの属性の設定方法については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
PRIMECLUSTERのCluster Admin(GUI)を使用して運用ノードを起動し、運用ノードのuserApplication(“27.3 クラスタシステムの事前設定”で作成したuserApplication)の状態がOnlineであることを確認してください。
また確認後、待機ノードに切り替え、待機ノードがOnlineになることを確認してください。
Cluster Admin(GUI)については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
注意
起動優先順位が正しくない場合は、以下の手順に従って対処してください。
Web-Based Admin View クライアントが起動しているWebブラウザを終了します。
Webブラウザを起動します。
Web-Based Admin Viewを起動します。
userApplication Configuration Wizardを起動します。
アプリケーションを削除します。
なお、アプリケーションだけを削除してください。配下のリソースは、削除不要です。
削除したアプリケーションを再度作成します。