ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

14.2 アプリケーションの設定

アプリケーションを設定するには、以下の手順で行います。

リモートのJMS-Rキューに接続する場合、本手順を実施してください。

  1. “<Windowsインストールディレクトリ>\system32\drivers\etc\hosts”の編集
    以下のファイルに接続先ホストのIPアドレスと接続先ホスト名を指定します。接続先ホストは、ISIサーバをクライアントとして利用しているマシンではなく、そこから接続するISIサーバのことです。

    指定例

    192.168.0.10    esi-server-name
  2. Destination定義の作成
    jmsmkdstコマンドでDestination定義を作成します。

    指定例:

    jmsmkdst -q -g ESI-GRP1 -c ESI-INBOUND -ipaddress “IPアドレス” -port “ポート番号” ESIInboundQueue
    jmsmkdst -q -g ESI-GRP1 -c ESI-OUTBOUND -ipaddress “IPアドレス” -port “ポート番号” ESIOutboundQueue

    • “IPアドレス”には、ISIサーバがインストールされているサーバのIPアドレス、またはホスト名を指定します。

    • “ポート番号”には、ISIサーバがインストールされているサーバのネーミングサービスのポート番号(デフォルト“8002”)を指定します。

    注意

    クライアント上のInterstageサーバ上にはISIサーバの配備は不要です。

  3. JDBCデータソースの作成

    Interstage管理コンソールを使用してJDBCデータソースを作成します。

    Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JDBC]の[新規作成]タブをクリックし、以下の情報を設定してJDBCデータソースを作成してください。

    項目

    設定値

    定義名

    esimsgdb

    データベースタイプ

    Symfoware

    データソースの種類

    Symfowareのコネクションプーリングを使用する

    ユーザ名

    業務データベースユーザのユーザ名

    パスワード

    業務データベースユーザのパスワード

    データソース名

    jdbc/esimsgdb

    ネーミングサービスのホスト名

    ISIサーバがインストールされているサーバのホスト名

    ネーミングサービスのポート番号

    ISIサーバがインストールされているサーバのSymfowareのネーミングサービスのポート番号(デフォルト“10326”)

  4. QueueConnectionFactoryの作成

    Interstage管理コンソールを使用してQueueConnectionFactoryを作成します。

    Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [ConnectionFactory] > [QueueConnectionFactory]の[新規作成]タブをクリックし、以下の情報を設定してQueueConnectionFactoryを作成してください。

    項目

    設定値

    JNDI名

    APFWQCF

    クライアントID

    デフォルト(画面を開いたときに入力されている値)

    グローバルトランザクション

    使用しない