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Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

9.3.5 データベースアダプタ利用時の設定

データベースアダプタを利用するためにはJDBCデータソースの登録を行う必要があります。以下の作業を行います。

  1. 必要な資材の入手

    • OracleまたはSQL Serverを使用する場合

      JDBCドライバファイルをISIをインストールした環境の任意の場所にコピーしておきます。

    • Symfowareを使用する場合

      Symfoware Server クライアント機能をインストールします。

    • HA Database Ready(Open SQLインタフェース)を使用する場合

      HA Database Readyのクライアント機能をインストールします。

      また、データベースサーバの接続情報をHA Database Readyクライアントの接続定義ファイルに設定します。接続定義ファイルの設定方法は、HA Database ReadyのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。

    • HA Database Ready(Native SQLインタフェース)を使用する場合

      HA Database Readyのクライアント機能をインストールします。

      また、Connection Managerを設定します。Connection Managerのセットアップや利用方法は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。

  2. 環境の設定

    Interstage管理コンソールを使用してデータベースへの接続に必要な環境設定を行います。次のどちらかに設定してください。

    • [Interstage Application Server] > [システム] > [環境設定] > [J2EEプロパティ]

    • [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [環境設定]

      [J2EEプロパティ]に環境設定を行った場合、データソース登録時にデータベース接続テストを行うことができます。

    Oracle、SQL ServerまたはHA Database Ready(Open SQLインタフェース)を使用する場合、[クラスパス]にJDBCドライバファイルパスを指定します。

    SymfowareまたはHA Database Ready(Native SQLインタフェース)を使用する場合、[パス]、[クラスパス]に情報を設定します。

    [クラスパス]にはfjsymjdbc2.jarのフルパスを設定してください。

    設定情報の詳細は“Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定”を参照してください。

  3. Interstage Application Serverへのデータソース登録

    Interstage管理コンソール使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JDBC] > [新規作成]でデータソースを登録します。

    [Symfowareオプション情報]の[その他パラメタ]には以下を設定してください。

    • metadatacompatible=YES

    詳細は“Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定”を参照してください。