すでにInterstage Application ServerやInterstage Business Application Serverがインストールされている環境にInterstage Service Integratorをインストール、セットアップする場合は、事前に現在の運用形態を確認したあと、セットアップを行ってください。実行する各コマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
運用形態の確認
以下のコマンドを実行し現在の運用形態を確認します。
実行結果に“EJB”が表示された場合は、以降の作業は不要です。
実行結果に“EJB”が表示されない場合、以降の作業を行います。
isinit -l
ネーミングサービス登録情報およびインタフェース情報のバックアップ
以下のコマンドを実行し現在のネーミングサービス登録情報およびインタフェース情報をバックアップします。
odexportir filename odexportns -o filename
Interstageの停止
以下のコマンドを実行し、“-f(全強制停止モード)”を指定して、Interstageを停止します。
isstop -f
Interstageの初期化
以下のコマンドを実行しInterstageの初期化を行います。詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isinit”コマンドを参照してください。
isinit type1 ejb
Interstageの起動
以下のコマンドを実行し、Interstageを起動します。
isstart
ネーミングサービス登録情報およびインタフェース情報のリストア
以下のコマンドを実行しバックアップしたネーミングサービス登録情報およびインタフェース情報をリストアします。
odimportir filename odimportns -i filename