ISIをインストールする前に、以下の作業を行ってください。
すべてのアプリケーションを終了してください。
“Interstage Application Server インストールガイド”の“インストール条件”、“インストール時の注意事項”および“インストール前に必須な作業”を確認してください。
“第5章 動作環境”を参照して、ISIがインストール可能な状態であるか確認してください。
モデルケースを選択します。詳細は、“1.8 モデルケースの選択 ”を参照してください。
カーネルを編集します。詳細は、“6.2.1 カーネルの編集”を参照してください。
必要なディスク容量を確認します。インストールに必要なディスク容量は、“ハードウェア環境”を、運用に必要なディスク容量は、“1.9.1 ディスク容量の見積り”を、それぞれ参照してください。
本製品がインストール済みの場合、またはInterstage Business Application Server、またはInterstage Job Workload Serverが同一筐体にインストール済みの場合、事前にログ出力サービスを停止する必要があります。ログ出力サービスの停止方法については、“ISI リファレンス”の“apfwstoplog”コマンドを参照してください。
インストール済みのSymfoware Serverが起動されている場合は、停止してください。
RAWデバイスを作成します。詳細は、“6.2.2 RAWデバイスの作成”を参照してください。
ポイント
“Interstage Application Server インストールガイド”は、以下のラベルのDVD-ROMに格納されています。
Interstage Application Server マニュアル
ISI Standard Editionの場合
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.1 オンラインマニュアル”
ISI Enterprise Editionの場合
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.1 オンラインマニュアル”
以下のファイルをWebブラウザで参照してください。
<DVDドライブ>:\APS\InstallGuide\<プラットフォーム名>\<エディション名>\Installation\index.html
Interstage Application Serverクライアントパッケージ
ISI Standard Editionの場合
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.1 クライアントパッケージ”
ISI Enterprise Editionの場合
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.1 クライアントパッケージ”
以下のファイルをWebブラウザで参照してください。
<DVDドライブ>:\APS\manual\Installation\index.html
注意
ISI Studioを利用する場合は、Interstage Studioが必要です。Interstage Studioがインストールされていない状態でも、ISIをインストールできますが、Interstage Studioをインストールした後で、ISI Studioの設定が必要です。ISI Studioの設定の詳細は、“6.8.3 ISI Studioの設定”を参照してください。
ISIサーバをクライアントとして利用する場合で、キュー間転送機能を利用するときは、クライアントとするISIサーバ側に、以下の作業が必要です。
ISIのメッセージをシステムログに出力するためには、シスログデーモンでリモートログ接続をポート番号 514/udp で待ち受けるよう設定する必要があります。
必要に応じてシスログデーモンの設定を変更してください。シスログデーモンの設定については、システム管理者に問い合わせてください。
Solaris 10の場合
シスログデーモンのsyslogdの起動オプションに“-T”を追加します。(デフォルトはリモートログ接続が設定されています。)
Solaris 11の場合
以下のコマンドを実行します。(デフォルトはリモートログ接続が設定されていません。)
svccfg -s svc:/system/system-log setprop config/log_from_remote = true svcadm refresh svc:/system/system-log
RHEL5の場合
シスログデーモンのsyslogdの起動オプションに“-r”を追加します。(デフォルトはリモートログ接続が設定されていません。)
RHEL6/RHEL7の場合
シスログデーモンのrsyslogdの定義ファイル(/etc/rsyslog.conf)を以下のように修正します。(デフォルトはリモートログ接続が設定されていません。)
$ModLoad imudp.so $UDPServerRun 514 *.* @@localhost $EscapeControlCharactersOnReceive off
RHEL7の場合
一定の期間内に大量のメッセージがシステムログに出力されると、以降のメッセージのシステムログへの出力が抑止されることがあります。
すべてのシステムログを出力する場合は、以下の設定を行ってください。
シスログデーモンのjournaldの定義ファイル(/etc/systemd/journald.conf)を編集して、以下の値を設定します。
RateLimitInterval=0
シスログデーモンのrsyslogdの定義ファイル(/etc/rsyslog.conf)を編集して、「$ModLoad imjournal」の次の行に、以下の値を設定します。
$imjournalRatelimitInterval 0
上記を設定後、システムを再起動してください。
システムログの設定の詳細については、OSのドキュメントを参照してください。
システムロケールがUTF-8以外の環境では、ISI Studioで定義するシーケンス定義中のステップ名にマルチバイト文字を使用できません。