データベース破壊などの障害が発生した場合、データベースを障害が発生する前の状態にリカバリする(メディアリカバリ)ために、アーカイブログファイルを作成します。アーカイブログファイルを利用した運用をアーカイブログ運用といいます。
アーカイブログファイルには、トランザクションの更新履歴が保存されます。詳細は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。
アーカイブログファイルはSymfoware ServerのRDBコマンドで作成します。作成方法については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
アーカイブログファイルの初期作成の例
Solarisの場合
アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev/rdsk/c1t1d0s1に作成する例
$ rdblog -G -a /dev/rdsk/c1t1d0s1 30M |
Linuxの場合
アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev_symfoware/raw2に作成する例
$ rdblog -G -a /dev_symfoware/raw2 30M |
アーカイブログファイルの追加の例
Solarisの場合
アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev/rdsk/c1t1d0s3、/dev/rdsk/c1t1d0s4に追加する例
$ rdblog -U -a /dev/rdsk/c1t1d0s3 |
Linuxの場合
アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev_symfoware/raw3、/dev_symfoware/raw4に追加する例
$ rdblog -U -a /dev_symfoware/raw3 |