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Interstage Service Integrator V9.6.0 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

15.3.3 Formatmanagerの設定

Formatmanagerを利用したフォーマット変換を行うために、以下のセットアップ作業をします。

固定長メッセージのフォーマット変換の環境設定

ここでは、固定長メッセージのフォーマット変換における環境設定について説明します。

項目コード変換用データベースの設定

フォーマット変換設定の項目コード変換設定(DB)を使用する場合には、利用するデータベースに応じて、Formatmanagerが動作するサーバに、以下の環境設定が必要です。項目コード変換設定(DB)については、“ISI 解説書”の“項目コード変換設定(DB)”を参照してください。

Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)を使用する場合

Formatmanagerは、データベースにアクセスするために、JavaのJDBCドライバを使用しています。Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)を使用する場合、Java実行環境の設定は不要です。

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合

Formatmanagerは、データベースにアクセスするために、JavaのJDBCドライバを使用しています。そのため、以下の環境設定が必要です。

また、LD_LIBRARY_PATH環境変数にlibjvm.soのあるディレクトリを指定してください。

InterstageのJDBCデータソースを使用する場合

InterstageのJDBCデータソースを使用する場合は、Interstage Application ServerでJDBCを参照するための環境設定を行う必要があります。詳細については、Interstage Application Serverのマニュアル“Java EE 運用ガイド(Java EE 6編)”の“Java EEアプリケーションの運用”の“データベースの環境設定”を参照してください。
なお、環境設定では、Interstageのコネクションプーリングを使用するようにしてください。また、JDBCリソースの参照先にJDBCデータソースを使用するISIサーバを指定してください。

注意

  • Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合、項目コード変換(DB)でJava EE実行環境のJDBCデータソースを使用することはできません。J2EE実行環境のJDBCデータソースを使用してください。設定方法は、“ISI 導入ガイド”の“Formatmanagerの設定”を参照してください。

Symfoware Serverを使用する場合

FormatmanagerがSymfoware Serverのデータベースにアクセスするためには、以下の環境設定が必要です。
詳細は、Symfoware ServerのデータベースのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。

Oracleを使用する場合

FormatmanagerがOracle Databaseにアクセスするためには、以下の環境設定が必要です。
詳細は、Oracle DatabaseのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。

HA Database Ready(Open SQLインタフェース)を使用する場合

FormatmanagerがHA Database Ready(Open SQLインタフェース)のデータベースにアクセスするためには、以下の環境設定が必要です。
詳細は、HA Database ReadyのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。

HA Database Ready(Native SQLインタフェース)を使用する場合

FormatmanagerがHA Database Ready(Native SQLインタフェース)のデータベースにアクセスするためには、以下の環境設定が必要です。
詳細は、HA Database ReadyのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。

FEDITシステムパラメタ定義ファイルの変更

FEDITシステムパラメタ定義ファイルの内容を変更することにより、Formatmanagerの動作環境を変更することができます。
以下に変更方法について説明します。

配置場所と定義反映方法

以下にFEDITシステムパラメタ定義ファイルの配置場所と定義反映方法を示します。

表15.3 配置場所と定義反映方法

配置場所

反映タイミング

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)の場合】
  “/opt/FJSVesi/etc/jee/def/convtable”

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合】
  Formatmanager変換機能のデフォルト定義ファイル(注1)のConvTableDirectoryに指定したディレクトリ
  デフォルトは“/var/opt/FJSVfmsv/convtable”

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)の場合】
  ISIサーバの起動後、またはfmtmgractivateコマンド実行後

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合】
  Formatmanager変換機能の起動後、またはfmtmgractivateコマンド実行後

(注1) Formatmanager変換機能のデフォルト定義ファイルについては、“Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイル”を参照してください。

FEDITシステムパラメタ定義ファイルは、以下で説明するサンプルを編集して配置してください。FEDITシステムパラメタ定義ファイルが存在しない場合、Formatmanagerは、FEDITシステムパラメタ定義ファイルにすべてデフォルト値が指定されたものとして動作します。また、FEDITシステムパラメタ定義ファイルを変更した場合には、Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型の場合はISIサーバ)を再起動するか、fmtmgractivateコマンドを実行してください。ただし、CharCodeConversionRule, UseCharsetManagerを変更した場合には、Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型の場合はISIサーバ)を再起動してください。

サンプル

FEDITシステムパラメタ定義ファイルのサンプルは以下です。このサンプルファイルを参考に環境設定ファイルを作成変更して使用してください。なお、配置するFEDITシステムパラメタ定義ファイルのファイル名はfeditsv.conf(固定)にしてください。日本語サンプルファイルの文字コードは、Solarisの場合はEUC、Linuxの場合はUTF-8です。

英語サンプルファイル: /var/opt/FJSVfdtsv/feditsv.conf
日本語サンプルファイル: /var/opt/FJSVfdtsv/feditsv.conf.jp
記述形式

ファイルには、1行につき1項目の定義を記述します。

記述形式を以下に示します。

定義名=値↓
定義項目

FEDITシステムパラメタ定義ファイルに定義できる項目を以下に示します。

表15.4 FEDITシステムパラメタ定義ファイル

定義名

説明と値

省略

省略値(デフォルト値)

CSVLineHashPoint

項目コード変換時に使用するCSVファイルについて、指定値を超えた行数(レコード数)の場合に、ハッシュによる検索を実施します。

“128”

CSVLineHashEntry

項目コード変換時に使用するCSVファイルについて、ハッシュによる検索を使用するハッシュエントリ数を指定します。

“97”

TranslationLogFileName

トランスレーションログファイル名を指定します。

“feditsv.log”

TranslationLogMaxSize

トランスレーションログファイルの最大サイズ(MB)を指定します。

“10”(注1)

CollectTranslationConvertLog

トランスレーションログの変換情報採取の有無を指定します。

  • DETAIL:詳細(データ情報あり)にする場合

  • STANDARD:標準(データ情報なし) にする場合

  • FALSE:採取しない場合

“FALSE”

CollectTranslationUserFuncLog

トランスレーションログの利用者プログラム呼出し情報採取の有無を指定します。

  • TRUE:採取する場合

  • FALSE:採取しない場合

“FALSE”

CollectTranslationErrorLog

トランスレーションログのエラー情報採取の有無を指定します。

  • TRUE:採取する場合

  • FALSE:採取しない場合

“TRUE”

CollectTranslationWarningLog

トランスレーションログのワーニング情報採取の有無を指定します。

  • TRUE:採取する場合

  • FALSE:採取しない場合

“FALSE”

CharCodeforConvertCSV

CSV変換時のCSVファイルと固定長メッセージ共通の文字コードを指定します。(注9)

  • SJIS:シフトJISにする場合

  • EUC:EUCにする場合

  • UNICODE(UCS-2BE):UNICODE(UCS-2BE)にする場合 (ただし、CSVファイルは全項目がUTF-8(3バイト)になります)

  • UNICODE(UCS-2LE):UNICODE(UCS-2LE)にする場合 (ただし、CSVファイルは全項目がUTF-8(3バイト)になります)

  • UNICODE(UTF-16BE):UNICODE(UTF-16BE)にする場合 (ただし、CSVファイルは全項目がUTF-8(4バイト)になります)

  • UNICODE(UTF-16LE):UNICODE(UTF-16LE)にする場合 (ただし、CSVファイルは全項目がUTF-8(4バイト)になります)

  • UNICODE(UTF-32BE):UNICODE(UTF-32BE)にする場合 (ただし、CSVファイルは全項目がUTF-8(4バイト)になります)

  • UNICODE(UTF-32LE):UNICODE(UTF-32LE)にする場合 (ただし、CSVファイルは全項目がUTF-8(4バイト)になります)


“EUC”

“UNICODE(UCS-2BE)”

LFCodeforConvertCSV

CSV変換時の改行コードを指定します。

  • LF:LFにする場合

  • CRLF:CRLFにする場合

“LF”

AddDoubleQuotationforCSV

CSV変換時、X属性、K属性、C属性項目に対するダブルクォーテーションの付加の有無を指定します。

  • TRUE:付加する場合

  • FALSE:付加しない場合

“TRUE”

BCDPlusCode

BCDフォーマットのプラスを示すコードを“3”~“F”の範囲で指定します。

“4”

BCDMinusCode

BCDフォーマットのマイナスを示すコードを“3”~“F”の範囲で指定します。

“5”

BCDPlusCodeforZone

ゾーン10進数(JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC)のBCDフォーマットのプラスを示すコードを“3”~“F”の範囲で指定します。

“BCDPlusCode”

BCDMinusCodeforZone

ゾーン10進数(JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC)のBCDフォーマットのマイナスを示すコードを“3”~“F”の範囲で指定します。

“BCDMinusCode”

BCDPlusCodeforPack

パック10進数(JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC)のBCDフォーマットのプラスを示すコードを“3”~“F”の範囲で指定します。

“BCDPlusCode”

BCDMinusCodeforPack

パック10進数(JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC)のBCDフォーマットのマイナスを示すコードを“3”~“F”の範囲で指定します。

“BCDMinusCode”

BCDUnsignedCodeforPack

パック10進数(JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC)のBCDフォーマットの符号なしを示すコードを“3”~“F”の範囲で指定します。

“3”

WarningLimit

指定の数値以上のワーニングが出力された場合に、処理を中断(エラー)するかどうかを指定します。

  • >0:指定の数値以上のワーニングが発生した場合に、エラー出力(0x101d)する場合

  • =0:ワーニングを出力しない場合

  • <0:すべてのワーニングを出力する場合

“100”(注2)

SetWarningNotFoundCSVRecord

項目コード変換設定(CSV)で、CSVファイル内にマッチするデータがない場合に、ワーニング出力の有無を指定します。

  • TRUE:ワーニング(0x800d)を出力する場合

  • FALSE:ワーニングを出力しない場合

“FALSE”

CheckBCDCodeStrictly

ゾーン10進数とパック10進数の、正の記号と符号なしの記号を、区別するかしないかを指定します。

  • TRUE:符号なしコードとプラスコードの混在を不可(ワーニング)にする場合

  • FALSE:符号なしコードとプラスコードの混在を許可する場合

“TRUE”

FileInterfaceMode

大量データをトランスレーションする場合、処理時間は多くかかるがメモリ不足を発生させないようにする「省メモリモード」か、メモリは大量に使用するが処理速度を上げる「高速モード」を選択します。

  • MODE1:高速モードにする場合

  • MODE2:省メモリモードにする場合

“MODE1”(注3)

WarningItemFormat

ワーニング発生時、どこの項目に問題があるかの情報を詳細にDetailStringに出力するか、項目名だけを出力するかを指定します。

  • NORMAL:項目名だけ出力する場合

  • DETAIL:詳細な項目情報を出力する場合

“DETAIL”

WarningItemOffset

ワーニング発生時、DetailStringにワーニング発生箇所の位置として、出力データ全体におけるオフセット位置を出力するかを指定します。

  • TRUE:オフセット位置を出力する場合

  • FALSE:オフセット位置を出力しない場合

“TRUE”

ActionWhenInvalidValueOfDetectedInNumeric

N属性、9属性、C属性、P属性項目に不当値が入力された場合の振る舞いを指定します。

  • WARNING:ワーニング(0x8004)を出力する場合

  • ERROR:エラー(0x1020)を出力する場合

“WARNING”

CharCodeConversionRule

文字コード変換時、標準コード変換を利用するか、Formatmanager独自変換を利用するか、または高速コード変換を利用するかを指定します。(注4)(注11)

  • COMPATIBLE または MODE1:Formatmanager独自の変換規則にする場合

  • STANDARDまたは MODE2:標準コード変換の変換規則にする場合

  • MODE3:高速コード変換の変換規則にする場合

MODE3が最も高速に処理します。

“MODE3”(注5)

CheckKAttributeCodeRange(注6)

文字コード変換時、K属性の項目に1バイト文字があった場合の変換の方法を指定します。

  • TRUE:1バイト文字を全角アンダースコアにする場合

  • FALSE:1バイト文字を文字コード変換する場合

FALSEの方が高速に処理します。

“TRUE”

UseCharsetManager

CharsetManagerと連携するか否かを指定します。

  • TRUE:連携する場合

  • FALSE:連携しない場合

“FALSE”

CharCodeforSystem

システムの文字コードを指定します。

  • SJIS:シフトJISにする場合

  • EUC:EUCにする場合

  • UTF-8:UTF-8にする場合


“EUC”(注10)

“UTF-8”

UseDBItemCodeConversionCache

項目コード変換(DB)のキャッシュを使用するか否かを指定します。

  • TRUE:使用する場合

  • FALSE:使用しない場合

“FALSE”

KAttributeConversionRule

X属性項目-K属性項目間の最適化転記の方法を設定します。(注7)

  • STANDARD:一般的なルールを適用します。

  • COMPATIBLE:ISI 8.0を含む以前のバージョンと同じ転記ルールを適用します。

“STANDARD”

ValidationPolicyFileDirectory

文字種ポリシーチェックで使用する、バリデーションポリシーファイルの格納先ディレクトリをフルパスで指定します。

変換テーブルディレクトリ

SetWarningInfoAtWarningLimit

指定の数値以上のワーニングが出力された場合のワーニングメッセージに、最後に発生したワーニングの情報を出力設定するかどうかを指定します。

  • TRUE:出力する場合

  • FALSE:出力しない場合

“FALSE”

WarningReportMax

指定の数値以上のワーニングが出力された場合に、ワーニング情報の採取をやめるかどうかを指定します。(処理は継続されます)

  • >0:指定の数値以上のワーニングが発生した場合に、ワーニング情報の採取をやめる場合

  • =0:ワーニング情報は採取せず、ワーニングの発生件数だけを通知する場合

  • <0:すべてのワーニング情報を採取する場合

“-1”

NotifyWarningtoError

ワーニングが出力された場合に、処理を中断(エラー)する理由コードを指定します。

“0x8004”など16進数で指定します。この定義文は、複数回指定できます。

なし

ActionWhenInvalidValueOfDetectedInNumeric

数値として扱う項目における不当文字の扱いを指定します。

  • ERROR:エラー

  • WARNING:互換ワーニング(V9.1以前と同じ0x8004)

  • WARNING2:専用ワーニング(0x8017)

“WARNING”

KeyItemJudgementRule

複数フォーマットを入力するフォーマット変換において、フォーマット間リンクの項目間値の判定ロジックを設定します。

  • OPTIMIZATION:最適化判定

  • MATCHFULL:完全判定(完全一致判定)

“OPTIMIZATION”

DBItemCodeConversionDelimiter

項目コード変換(DB)時にDBから取り出した複数の値を結合する際のデリミタ文字を指定します。

“3A”

PostgreSQLConnectParameter

データベース接続時の接続パラメータを指定します。
接続パラメータは、「パラメータ名=設定値」の形式で設定してください。“&”で区切ることにより複数のパラメータを設定することが可能です。


この定義は以下の場合に有効です。

  • データベース種別がPostgre SQL、かつ、

  • InterstageのJDBCデータソースを使用しない場合

なし

IllegalCodeReplaceWarningMode

文字コード変換時に代替文字置換が発生した場合に単独ワーニング(0x8011)を出力するか、互換ワーニング(0x8004)を出力するかを指定します。

  • INDIVIDUAL:単独ワーニング

  • COMPATIBLE:互換ワーニング

“INDIVIDUAL”

CountWarningIllegalCodeReplace

代替文字置換ワーニングをワーニング発生数としてカウントするかどうかを指定します。

  • TRUE:カウントする

  • FALSE:カウントしない

“TRUE”

「Formatmanager定義のUnicode対応」の制限事項の解除

ConvertCodeCSVFileMode

変換テーブルの文字コードがUNICODEの場合に項目コード変換用CSVファイルの文字コードのモードを指定します。

  • COMPATIBLE:CSVファイルはシフトJISとして扱います

  • UNICODE:CSVファイルはUNICODEとして扱います

“COMPATIBLE”

(注1) 最大1000まで指定できます。
ISI運用管理コンソールの[エラー詳細]画面で、エラー詳細を表示できるのは、トランスレーションログの総量とバックアップを含めたトレースログファイルの総量をあわせた合計が500MBまでです。
(注2) 100個以上のワーニングが発生した場合、エラー出力します。
(注3) 目安として、伝票形式フォーマット、行終端可変長フォーマット、繰返し数指定可変長フォーマットの入力データサイズが、10MBを超える場合には省メモリモードを推奨します。この数値はFormatmanagerの動作するマシン環境(メモリ量、スワップ量)に依存するため、あくまで参考情報です。使用するモードは、マシン環境に応じて決定してください。
(注4) 各文字コード変換ルールにおける動作の違いについては、“表15.5 文字コード変換ルールにおける動作表”を参照してください。
(注5) 各文字コード変換ルールにおける変換が可能な文字コード系の組み合わせについては、“ISI 解説書”の“文字コード変換のパターン”を参照してください。
(注6) CheckKAttributeCodeRangeは、CharCodeConversionRuleに“MODE3”を指定した場合だけ有効となります。
(注7) 最適化転記における動作の違いについては、“表15.6 最適化転記における動作表”を参照してください。
(注8) CharCodeConversionRuleに“MODE1”を指定した場合、CharCodeforSystem に“UTF-8”は指定できません。
(注9) “UNICODE(UCS-2BE)”は、以前のバージョンで使用していた“UNICODE(BE)”と記述することもできます。同様に、“UNICODE(UCS-2LE)”は、“UNICODE(LE)”とも記述できます。
(注10) Solaris 11以降では日本語の文字コードが変更されています。システムで使用する文字コードに合わせて変更してください。

(注11) レイアウト調整の文字コード変換(フォーマット指定なし)機能を使用する場合は、“MODE3”を指定してください。

表15.5 文字コード変換ルールにおける動作表

  

COMPATIBLE または MODE1

STANDARD または MODE2

MODE3

半角文字の変換

Formatmanager独自変換規則による変換

iconvによる変換

iconvによる変換

全角文字(マルチバイト文字)の変換

iconvによる変換
(K属性変換時は1文字ずつ変換)

iconvによる変換
(K属性変換時は1文字ずつ変換)

iconvによる変換
(K属性変換時は文字列を一括変換)

X属性項目の代替文字

半角空白または全角空白

iconvのデフォルト動作
(半角アンダースコアまたは全角アンダースコア)

半角アンダースコアまたは全角アンダースコア

K属性項目の代替文字

全角空白

全角空白

全角アンダースコア

表15.6 最適化転記における動作表

  

STANDARD

COMPATIBLE

X属性→K属性の変換

半角文字は、対応する全角英数字に変換して転記します。全角文字(マルチバイト文字)はそのまま転記します。

半角文字は、対応する全角英数字に変換して転記します。全角文字(マルチバイト文字)が設定されていた場合は、変換結果を保証しません。

K属性→X属性の変換

対応する半角文字が存在する文字は、半角文字に変換して転記します。対応する半角文字が存在しない文字は、そのまま転記します。

対応する半角文字が存在する文字は、半角文字に変換して設定します。対応する半角文字が存在しない文字は、半角空白を設定します。

FEDIT代替文字定義ファイルの設定

FEDIT代替文字定義ファイルを使用することにより、文字コード変換パターンに対応した代替文字を定義することができます。FEDITシステムパラメタ定義ファイルのCharCodeConversionRuleに“MODE3”を指定した場合だけ有効となります。
以下に設定方法について説明します。

配置場所と定義反映方法

以下にFEDIT代替文字定義ファイルの配置場所と定義反映方法を示します。

表15.7 配置場所と定義反映方法

配置場所

反映タイミング

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)の場合】
  “/opt/FJSVesi/etc/jee/def/convtable”

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合】
  Formatmanager変換機能のデフォルト定義ファイル(注1)のConvTableDirectoryに指定したディレクトリ
  デフォルトは“/var/opt/FJSVfmsv/convtable”

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)の場合】
  ISIサーバの起動後、またはfmtmgractivateコマンド実行後

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合】
  Formatmanager変換機能の起動後、またはfmtmgractivateコマンド実行後

(注1) Formatmanager変換機能のデフォルト定義ファイルについては、“Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイル”を参照してください。

FEDIT代替文字定義ファイルは、以下で説明するサンプルを編集して配置してください。FEDIT代替文字定義ファイルが存在しない場合、“表15.5 文字コード変換ルールにおける動作表”に記載されている代替文字を使用します。また、FEDIT代替文字定義ファイルを変更した場合には、Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型の場合はISIサーバ)を再起動するか、fmtmgractivateコマンドを実行してください。

サンプル

FEDIT代替文字定義ファイルのサンプルは以下です。このサンプルファイルを参考に環境設定ファイルを作成変更して使用してください。なお、配置するFEDIT代替文字定義ファイルのファイル名はfeditsvrepcode.conf (固定)にしてください。日本語サンプルファイルの文字コードは、Solarisの場合はEUC、Linuxの場合はUTF-8です。

日本語サンプルファイル: /var/opt/FJSVfdtsv/feditsvrepcode.conf
記述形式

FEDITシステムパラメタ定義ファイルと同じ記述形式です。記述形式の詳細は、FEDITシステムパラメタ定義ファイルの記述形式を参照してください。

定義項目

FEDIT代替文字定義ファイルに定義できる項目を以下に示します。

表15.8 FEDIT代替文字定義ファイル

定義名

説明と値

省略

省略値(デフォルト値)

TreatmentWhenIllegalCodeDetected

入力側文字コード系に存在しないコードの扱いを指定します。

  • 1:半角とみなす

  • 2:全角とみなす

“1”

IllegalReplaceCode1OfSJIStoEUC

IllegalReplaceCode2OfSJIStoEUC

JIS8/シフトJISからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfSJIStoJEFKANA

JIS8/シフトJISからEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfSJIStoJEFASCII

JIS8/シフトJISからEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoDBCSKANA

IllegalReplaceCode2OfSJIStoDBCSKANA

JIS8/シフトJISからEBCDICカナ/dbcs90への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoDBCSASCII

IllegalReplaceCode2OfSJIStoDBCSASCII

JIS8/シフトJISからEBCDIC ASCII/dbcs90への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoJIS7

IllegalReplaceCode2OfSJIStoJIS7

JIS8/シフトJISからJIS7/JISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoJIS8

IllegalReplaceCode2OfSJIStoJIS8

JIS8/シフトJISからJIS8/JISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoJISE

IllegalReplaceCode2OfSJIStoJISE

JIS8/シフトJISからJIS(ESC)/JISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoKEIS

IllegalReplaceCode2OfSJIStoKEIS

JIS8/シフトJISからEBCDICカナ/KEISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoJIPSECORE

IllegalReplaceCode2OfSJIStoJIPSECORE

JIS8/シフトJISからEBCDICカナ/JIPS(E)領域重視への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoJIPSEAUG

IllegalReplaceCode2OfSJIStoJIPSEAUG

JIS8/シフトJISからEBCDICカナ/JIPS(E)字形重視への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfEUCtoSJIS

JIS7/EUCからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfEUCtoJEFKANA

JIS7/EUCからEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfEUCtoJEFASCII

JIS7/EUCからEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoDBCSKANA

IllegalReplaceCode2OfEUCtoDBCSKANA

JIS7/EUCからEBCDICカナ/dbcs90への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoDBCSASCII

IllegalReplaceCode2OfEUCtoDBCSASCII

JIS7/EUCからEBCDIC ASCII/dbcs90への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoJIS7

IllegalReplaceCode2OfEUCtoJIS7

JIS7/EUCからJIS7/JISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoJIS8

IllegalReplaceCode2OfEUCtoJIS8

JIS7/EUCからJIS8/JISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoJISE

IllegalReplaceCode2OfEUCtoJISE

JIS7/EUCからJIS(ESC)/JISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoKEIS

IllegalReplaceCode2OfEUCtoKEIS

JIS7/EUCからEBCDICカナ/KEISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoJIPSECORE

IllegalReplaceCode2OfEUCtoJIPSECORE

JIS7/EUCからEBCDICカナ/JIPS(E)領域重視への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoJIPSEAUG

IllegalReplaceCode2OfEUCtoJIPSEAUG

JIS7/EUCからEBCDICカナ/JIPS(E)字形重視への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoSJIS

EBCDICカナ/JEFからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoEUC

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoEUC

EBCDICカナ/JEFからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoSJIS

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoSJIS

EBCDIC ASCII/JEFからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoEUC

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoEUC

EBCDIC ASCII/JEFからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfDBCSKANAtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfDBCSKANAtoSJIS

EBCDICカナ/dbcs90からJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfDBCSKANAtoEUC

IllegalReplaceCode2OfDBCSKANAtoEUC

EBCDICカナ/dbcs90からJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfDBCSASCIItoSJIS

IllegalReplaceCode2OfDBCSASCIItoSJIS

EBCDIC ASCII/dbcs90からJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfDBCSASCIItoEUC

IllegalReplaceCode2OfDBCSASCIItoEUC

EBCDIC ASCII/dbcs90からJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIS7toSJIS

IllegalReplaceCode2OfJIS7toSJIS

JIS7/JISからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIS7toEUC

IllegalReplaceCode2OfJIS7toEUC

JIS7/JISからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIS8toSJIS

IllegalReplaceCode2OfJIS8toSJIS

JIS8/JISからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIS8toEUC

IllegalReplaceCode2OfJIS8toEUC

JIS8/JISからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJISEtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfJISEtoSJIS

JIS(ESC)/JISからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJISEtoEUC

IllegalReplaceCode2OfJISEtoEUC

JIS(ESC)/JISからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfKEIStoSJIS

IllegalReplaceCode2OfKEIStoSJIS

EBCDICカナ/KEISからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfKEIStoEUC

IllegalReplaceCode2OfKEIStoEUC

EBCDICカナ/KEISからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIPSECOREtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfJIPSECOREtoSJIS

EBCDICカナ/JIPS(E)領域重視からJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIPSECOREtoEUC

IllegalReplaceCode2OfJIPSECOREtoEUC

EBCDICカナ/JIPS(E)領域重視からJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIPSEAUGtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfJIPSEAUGtoSJIS

EBCDICカナ/JIPS(E)字形重視からJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJIPSEAUGtoEUC

IllegalReplaceCode2OfJIPSEAUGtoEUC

EBCDICカナ/JIPS(E)字形重視からJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUTF8

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUTF8

JIS8/シフトJISからUTF-8への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUCS2

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUCS2

JIS8/シフトJISからUCS-2への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUCS2LE

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUCS2LE

JIS8/シフトJISからUCS-2LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUTF8

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUTF8

JIS7/EUCからUTF-8への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUCS2

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUCS2

JIS7/EUCからUCS-2への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUCS2LE

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUCS2LE

JIS7/EUCからUCS-2LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8toSJIS

IllegalReplaceCode2OfUTF8toSJIS

UTF-8からJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8toEUC

IllegalReplaceCode2OfUTF8toEUC

UTF-8からJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2toSJIS

IllegalReplaceCode2OfUCS2toSJIS

UCS-2からJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2toEUC

IllegalReplaceCode2OfUCS2toEUC

UCS-2からJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2LEtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfUCS2LEtoSJIS

UCS-2LEからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2LEtoEUC

IllegalReplaceCode2OfUCS2LEtoEUC

UCS-2LEからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUTF8

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUTF8

EBCDICカナ/JEFからUTF-8への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUCS2

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUCS2

EBCDICカナ/JEFからUCS-2への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUCS2LE

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUCS2LE

EBCDICカナ/JEFからUCS-2LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUTF8

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUTF8

EBCDIC ASCII/JEFからUTF-8への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUCS2

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUCS2

EBCDIC ASCII/JEFからUCS-2への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUCS2LE

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUCS2LE

EBCDIC ASCII/JEFからUCS-2LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8toJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUTF8toJEFKANA

UTF-8からEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2toJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUCS2toJEFKANA

UCS-2からEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2LEtoJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUCS2LEtoJEFKANA

UCS-2LEからEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8toJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUTF8toJEFASCII

UTF-8からEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2toJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUCS2toJEFASCII

UCS-2からEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUCS2LEtoJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUCS2LEtoJEFASCII

UCS-2LEからEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUTF8_4

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUTF8_4

JIS8/シフトJISからUTF-8_4への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUTF16BE

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUTF16BE

JIS8/シフトJISからUTF-16BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUTF16LE

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUTF16LE

JIS8/シフトJISからUTF-16LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUTF8_4

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUTF8_4

JIS7/EUCからUTF-8_4への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUTF16BE

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUTF16BE

JIS7/EUCからUTF-16BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUTF16LE

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUTF16LE

JIS7/EUCからUTF-16LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8_4toSJIS

IllegalReplaceCode2OfUTF8_4toSJIS

UTF-8_4からJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8_4toEUC

IllegalReplaceCode2OfUTF8_4toEUC

UTF-8_4からJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16BEtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfUTF16BEtoSJIS

UTF-16BEからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16BEtoEUC

IllegalReplaceCode2OfUTF16BEtoEUC

UTF-16BEからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16LEtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfUTF16LEtoSJIS

UTF-16LEからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16LEtoEUC

IllegalReplaceCode2OfUTF16LEtoEUC

UTF-16LEからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUTF8_4

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUTF8_4

EBCDICカナ/JEFからUTF-8_4への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUTF16BE

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUTF16BE

EBCDICカナ/JEFからUTF-16BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUTF16LE

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUTF16LE

EBCDICカナ/JEFからUTF-16LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUTF8_4

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUTF8_4

EBCDIC ASCII/JEFからUTF-8_4への文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUTF16BE

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUTF16BE

EBCDIC ASCII/JEFからUTF-16BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUTF16LE

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUTF16LE

EBCDIC ASCII/JEFからUTF-16LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8_4toJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUTF8_4toJEFKANA

UTF-8_4からEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16BEtoJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUTF16BEtoJEFKANA

UTF-16BEからEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16LEtoJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUTF16LEtoJEFKANA

UTF-16LEからEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF8_4toJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUTF8_4toJEFASCII

UTF-8_4からEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16BEtoJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUTF16BEtoJEFASCII

UTF-16BEからEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF16LEtoJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUTF16LEtoJEFASCII

UTF-16LEからEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32BEtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfUTF32BEtoSJIS

UTF-32BEからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32BEtoEUC

IllegalReplaceCode2OfUTF32BEtoEUC

UTF-32BEからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32LEtoSJIS

IllegalReplaceCode2OfUTF32LEtoSJIS

UTF-32LEからJIS8/シフトJISへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32LEtoEUC

IllegalReplaceCode2OfUTF32LEtoEUC

UTF-32LEからJIS7/EUCへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32BEtoJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUTF32BEtoJEFKANA

UTF-32BEからEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32LEtoJEFKANA

IllegalReplaceCode2OfUTF32LEtoJEFKANA

UTF-32LEからEBCDICカナ/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32BEtoJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUTF32BEtoJEFASCII

UTF-32BEからEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfUTF32LEtoJEFASCII

IllegalReplaceCode2OfUTF32LEtoJEFASCII

UTF-32LEからEBCDIC ASCII/JEFへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁

  • 全角文字:16進数4桁

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUTF32BE

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUTF32BE

JIS8/シフトJISからUTF-32BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUTF32BE

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUTF32BE

JIS7/EUCからUTF-32BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

IllegalReplaceCode1OfSJIStoUTF32LE

IllegalReplaceCode2OfSJIStoUTF32LE

JIS8/シフトJISからUTF-32LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

IllegalReplaceCode1OfEUCtoUTF32LE

IllegalReplaceCode2OfEUCtoUTF32LE

JIS7/EUCからUTF-32LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUTF32BE

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUTF32BE

EBCDICカナ/JEFからUTF-32BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFKANAtoUTF32LE

IllegalReplaceCode2OfJEFKANAtoUTF32LE

EBCDICカナ/JEFからUTF-32LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUTF32BE

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUTF32BE

EBCDIC ASCII/JEFからUTF-32BEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

IllegalReplaceCode1OfJEFASCIItoUTF32LE

IllegalReplaceCode2OfJEFASCIItoUTF32LE

EBCDIC ASCII/JEFからUTF-32LEへの文字コード変換時の代替文字を指定します。(注1)

  • 半角文字:16進数2桁(注3)

  • 全角文字:16進数8桁(注4)

(注2)

(注1) IllegalReplaceCode1Ofで始まる定義名が半角文字、IllegalReplaceCode2Ofで始まる定義名が全角文字の代替文字を指定する定義名を示します。
(注2) 文字コード変換時の出力側文字コード系に対応するデフォルトの代替文字コードを示します。

文字コード変換時の出力側文字コード系

デフォルト代替文字コード

半角文字コード

全角文字コード

JIS8/シフトJIS

0x5F

0x8151

JIS7/EUC

0x5F

0xA1B2

EBCDICカナ/JEF

0x6D

0xA1B2

EBCDIC ASCII/JEF

0x6D

0xA1B2

EBDCIC カナ/dbcs90

0x6D

0x426D

EBCDIC ASCII/dbcs90

0x6D

0x426D

JIS7/JIS

0x5F

0x2132

JIS8/JIS

0x5F

0x2132

JIS(ESC)/JIS

0x5F

0x2132

EBCDICカナ/KEIS

0x6D

0xA1B2

EBCDICカナ/JIPSE領域

0x6D

0x4FF2

EBCDICカナ/JIPSE字形

0x6D

0x4FF2

UTF-8
(UNICODE(UCS-2BE)、UNICODE(UCS-2LE)、UNICODE(UTF-16BE)、UNICODE(UTF-16LE)、UNICODE(UTF-32BE)またはUNICODE(UTF-32LE))

0x5F

0xEFBCBF

UCS-2
(UNICODE(UCS-2BE)またはUNICODE(UTF-16BE))

0x005F

0xFF3F

UCS-2LE
(UNICODE(UCS-2LE)またはUNICODE(UTF-16LE))

0x5F00

0x3FFF

UCS-32BE
(UNICODE(UCS-2BE)またはUNICODE(UTF-16BE))

0x0000005F

0x0000FF3F

UCS-32LE
(UNICODE(UCS-2LE)またはUNICODE(UTF-16LE))

0x5F000000

0x3FFF0000

(注3) 出力先がUTF-32BE/UTF-32LEの場合はUTF-32BEを表す16進数2桁(頭の0を除いた末尾の2桁)で指定します。

(注4) 出力先がUTF-32BE/UTF-32LEの場合はUTF-32BEを表す16進数8桁で指定します。

XMLメッセージのフォーマット変換の環境設定

ここでは、XMLメッセージのフォーマット変換における環境設定について説明します。

環境設定ファイルの変更

環境設定ファイルの内容を変更することにより、入出力データの文字コードや出力XML文書の改行コードを指定するなど、Formatmanagerの動作環境を変更することができます。
以下に変更方法について説明します。

配置場所と定義反映方法

以下に環境定義ファイルの配置場所と定義反映方法を示します。

表15.9 環境設定ファイルの配置場所と定義反映方法

配置場所

反映タイミング

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)の場合】
  “/opt/FJSVesi/etc/jee/def/convtable”

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合】
  Formatmanager変換機能のデフォルト定義ファイル(注1)のConvTableDirectoryに指定したディレクトリ
  デフォルトは“/var/opt/FJSVfmsv/convtable”

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)の場合】
  ISIサーバの起動後、またはfmtmgractivateコマンド実行後

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合】
  Formatmanager変換機能の起動後、またはfmtmgractivateコマンド実行後

(注1) Formatmanager変換機能のデフォルト定義ファイルについては、“Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイル”を参照してください。

  環境設定ファイルは、フォーマット定義(Formatmanagerクライアントで生成した変換テーブルなど)と同じディレクトリに配置してください。環境設定ファイルが存在しない場合、Formatmanagerは、環境設定ファイルにすべてデフォルト値が指定されたものとして動作します。また、環境設定ファイルを変更した場合には、Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型の場合はISIサーバ)を再起動するか、fmtmgractivateコマンドを実行してください。

サンプル

環境設定ファイルのサンプルは以下です。このサンプルファイルを参考に環境設定ファイルを作成変更して使用してください。なお、配置する環境設定ファイルのファイル名はflxml.conf (固定)にしてください。

サンプルファイル: /opt/FJSVxmlfl/etc/sample/flxml.conf.sample
記述形式

ファイルには、1行につき1項目の定義を記述します。

記述形式を以下に示します。

定義名=値↓
定義項目

環境設定ファイルに定義できる項目を以下に示します。

表15.10 環境設定ファイル

定義名

説明と値

省略

省略値(デフォルト値)

LineFeedCode

出力XML文書の改行コードを指定します。以下のどれかを指定してください。

  • CR:CR(0x0d)にする場合

  • LF:LF(0x0a)にする場合

  • CRLF:CR+LF(0x0d0a)にする場合

  • NONE:改行、およびインデントなしの場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。

“LF”

FlatInCode

入力ユーザ固有フォーマットの文字コードを指定します。以下のどれかを指定してください。

EUC-JP:EUC-JPにする場合

Shift_JIS:シフトJISにする場合

Jis7_JIS:JIS(7単位半角カナ)/JIS

Jis8_JIS:JIS(8単位半角カナ)/JIS

JisESC_JIS:JIS(ESCで切換え)/JIS

UNICODE(BE)またはUNICODE(UCS-2BE):UNICODE(BE)にする場合

UNICODE(LE)またはUNICODE(UCS-2LE):UNICODE(LE)にする場合

UNICODE(UTF-16BE):UNICODE(UTF-16BE)にする場合

UNICODE(UTF-16LE):UNICODE(UTF-16LE)にする場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。


“EUC-JP”

“UNICODE(BE)”

FlatOutCode

出力ユーザ固有フォーマットの文字コードを指定します。以下のどれかを指定してください。

EUC-JP:EUC-JPにする場合

Shift_JIS:シフトJISにする場合

UNICODE(BE)またはUNICODE(UCS-2BE):UNICODE(BE)にする場合

UNICODE(LE)またはUNICODE(UCS-2LE):UNICODE(LE)にする場合

UNICODE(UTF-16BE):UNICODE(UTF-16BE)にする場合

UNICODE(UTF-16LE):UNICODE(UTF-16LE)にする場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。


“EUC-JP”

“UNICODE(BE)”

XmlInCode

入力XML文書の文字コードを指定します。以下のどれかを指定するか、またはこの定義名自体をコメント化してください。コメント化されている場合には、文字コード自動判定を指定したことになります。

  • UTF-8:UTF-8にする場合

  • UTF-16BE:UTF-16ビッグエンディアンにする場合

  • UTF-16LE:UTF-16リトルエンディアンにする場合

  • EUC-JP:EUC-JPにする場合

  • Shift_JIS:シフトJISにする場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。

自動判定

XmlOutCode

出力XML文書の文字コードを指定します。以下のどれかを指定してください。

  • UTF-8:UTF-8にする場合

  • UTF-16BE:UTF-16ビッグエンディアンにする場合

  • UTF-16LE:UTF-16リトルエンディアンにする場合

  • EUC-JP:EUC-JPにする場合

  • Shift_JIS:シフトJISにする場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。

“UTF-8”

XmlInValidation

入力XML文書の妥当性検証の有無を指定します。以下のどちらかを指定してください。

  • ON:行う場合

  • OFF:行わない場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。

“OFF”(注1)

XmlOutValidation

出力XML文書の妥当性検証の有無を指定します。以下のどちらかを指定してください。

  • ON:行う場合

  • OFF:行わない場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。

“OFF”(注1)

LineEndWord

行終端可変長フォーマットで “標準” を選択した場合の行終端文字を指定します。以下のどれかを指定してください。

  • CR:CR(0x0d)にする場合

  • LF:LF(0x0a) にする場合

  • CRLF:CR+LF(0x0d0a)にする場合

上記以外を指定した場合は、エラーとなります。

“LF”

SystemCode

システムの文字コードを指定します。

  • Shift_JIS:シフトJISにする場合

  • EUC-JP:EUC-JPにする場合

  • UTF-8:UTF-8にする場合


“EUC-JP”(注4)

“UTF-8”

WarningLimit

指定の数値以上のワーニングが出力された場合に、処理を中断(エラー)するかどうかを指定します。以下のどれかを指定してください。

  • >0:指定の数値以上のワーニングが発生した場合、エラー出力(0x101d)する場合

  • =0:ワーニングを出力しない場合

  • <0:すべてのワーニングを出力する場合

“100”(注2)

SetWarningInfoAtWarningLimit

指定の数値以上のワーニングが出力された場合のワーニングメッセージに、最後に発生したワーニングの情報を出力設定するかどうかを指定します。

  • ON:出力する場合

  • OFF:出力しない場合

“OFF”

WarningReportMax

指定の数値以上のワーニングが出力された場合に、ワーニング情報の採取をやめるかどうかを指定します。(処理は継続されます)

  • >0:指定の数値以上のワーニングが発生した場合に、ワーニング情報の採取をやめる場合

  • =0:ワーニング情報は採取せず、ワーニングの発生件数だけを通知する場合

  • <0:すべてのワーニング情報を採取する場合

“-1”

XMLSchemaDataTypeCheckLevel

XML Schemaデータ型のチェックレベルを指定します。

  • 1:一部の冗長な理由コード0x8012のワーニングを出力する(V9.0)

  • 2:一部の冗長な理由コード0x8012のワーニングを出力しない

“1”

BCDPlusCode

BCDフォーマットのプラスを示すコードを、“3”~ “F”の範囲で指定します。

“3”

BCDMinusCode

BCDフォーマットのマイナスを示すコードを、“4”~ “F”の範囲で指定します。("3"は符号無を示すコードのため指定できません)

“5”

TranslationLogFileName

トランスレーションログファイル名を指定します。

“flxml.log”

TranslationLogMaxSize

トランスレーションログファイルの最大サイズ(MB)を指定します。

“10” (注3)

CollectTranslationConvertLog

トランスレーションログの正常終了情報採取の有無を指定します。

  • ON:採取する場合

  • OFF:採取しない場合

“OFF”

CollectTranslationErrorLog

トランスレーションログのエラー情報採取の有無を指定します。

  • ON:採取する場合

  • OFF:採取しない場合

“OFF”

CollectTranslationWarningLog

トランスレーションログのワーニング情報採取の有無を指定します。

  • ON:採取する場合

  • OFF:採取しない場合

“OFF”

LoopCnv0byteCompatibleMode

XML文書から行終端可変長フォーマットに変換する際、変換後のデータが0バイトの場合に行終端文字を出力するか指定します。

  • ON:行終端文字を出力する(V9.3以前の動作)

  • OFF:行終端文字を出力しない

“OFF”

「Formatmanager定義のUnicode対応」の制限事項の解除

UserFuncItemInfoCode

変換テーブルの文字コードがUNICODEの場合に当該項目属性情報取得APIで設定される項目名、備考の文字コードを指定します。

  • COMPATIBLE:シフトJISで設定されます

  • UNICODE:UNICODEで設定されます

“COMPATIBLE”

(注1)入出力XML文書の妥当性検証の設定は、Formatmanagerクライアントの“運用登録”の設定よりも環境設定ファイルでの指定が優先されます。環境設定ファイルに「XmlInValidation」、「XmlOutValidation」を指定した場合は、“運用登録”のXML文書妥当性検証の指定は無視されます。
(注2)100個以上のワーニングが発生した場合、エラー出力します。
(注3) 最大1000まで指定できます。
ISI運用管理コンソールの[エラー詳細]画面で、エラー詳細を表示できるのは、トランスレーションログの総量とバックアップを含めたトレースログファイルの総量をあわせた合計が500MBまでです。
(注4) Solaris 11以降では日本語の文字コードが変更されています。システムで使用する文字コードに合わせて変更してください。

Formatmanagerクライアントの環境設定

Formatmanagerクライアントを動作させるためには、以下の環境設定が必要です。

それぞれについて、順に説明します。

図15.1 環境設定

データベースの設定

データベースの設定では、定義内容を登録するデータベースの格納先フォルダを設定します。Formatmanagerクライアントを一般ユーザで利用する場合は、当該ユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”をフォルダに設定してください。
データベースの格納先フォルダは、“ISI Studioヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。

データベースの共有

データベースの格納先を共有ディレクトリにすることで、1つのデータベースを複数のクライアントで共有することができ、複数のクライアントから同時に変換定義を登録できます。Formatmanagerクライアントを一般ユーザで利用する場合は、共有する各一般ユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”をフォルダに設定してください。

図15.2 図:データベースを共有した変換定義の登録作業

データベースを共有し複数のクライアントから同時に変換定義の編集作業を行っている場合、他のクライアントに影響を与える変換定義を操作することはできません。

データベースを共有して変換定義を作成する場合は、各クライアントの間で作業による影響が発生しないよう、変換定義の関連が重複しないように分担してください。以下に例を示します。

ログインユーザの設定

ログインユーザの設定では、Formatmanagerクライアントにログインすることができるユーザの追加、編集、および削除を行います。ログインユーザの追加は、[FEDIT/FL-TABLE]メインメニューの[ユーザ管理]をクリックすると表示される[ユーザ管理]画面で行います。

[ユーザ管理]画面については、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”を参照してください。

ログインユーザのロール

ログインユーザには役割に応じて、“管理者”と“編集者”のロールのうちどちらかを設定することができます。以下に各ロールの役割を示します。

表15.11 ロールの種類と役割

ロールの種類

役割

管理者

データベース、サーバ情報などの環境設定や、変換テーブルの配置といった、変換定義における統括的な作業の責任を負うユーザに対し割り当てます。Formatmanagerクライアントのすべての機能を実行することができます。

編集者

変換定義の編集作業を担当するユーザに対し割り当てます。
変換定義の編集作業以外の環境設定や変換テーブルの配置などの作業は実施できません。

役割に応じてFormatmanagerクライアントの環境設定や、変換テーブルの配置などは、ロールが管理者のユーザだけが実施することができます。以下に、ロールが管理者のユーザだけができる作業を示します。

表15.12 ロールが管理者のユーザだけ実行できる作業

作業

説明

対応する章

環境設定

ログインユーザの設定

Formatmanagerクライアントにログインできるユーザを設定します。

ログインユーザの設定

変換テーブルディレクトリの設定

変換テーブルを格納するサーバのディレクトリを指定します。

変換テーブルディレクトリの設定

変換定義の設定

混在フォーマットの文字コード変換の定義

1つの入力ファイルに複数のフォーマットが混在するデータ(混在フォーマット)を文字コード変換するための定義を設定します。

“ISI 解説書”の“混在フォーマットの文字コード変換”

項目コード変換用CSVの登録

入力元のデータと出力先のデータのコード値が異なる場合に、CSVファイルを使用して読み替えるための定義を設定します。

“ISI 解説書”の“項目コード変換設定(CSV)”

利用者プログラムの登録

利用者が作成したプログラムを呼び出すための定義を設定します。

“ISI 解説書”の“利用者プログラム設定”

DBテーブル情報の登録

入力元のデータと出力先のデータのコード値が異なる場合に、リレーショナルデータベースを使用して読み替えするための定義を設定します。

“ISI 解説書”の“項目コード変換設定(DB)”

文字種ポリシーの登録

使用できる文字の範囲を限定するための定義を設定します。

“ISI 解説書”の“文字種ポリシーチェック”

運用

変換テーブルの配置

Formatmanagerクライアントで定義した内容を、「変換テーブル」としてサーバ上に配置します。

“ISI Java EE運用ガイド”の“Formatmanagerの運用資材のサーバへの配置”

変換テーブルの取得

サーバ上に配置した「変換テーブル」を、Formatmanagerクライアントで参照、および編集可能な定義として取得します。

“ISI Java EE運用ガイド”の“Formatmanagerの運用資材のサーバへの配置”

保守

変換定義のリストア

バックアップしたFormatmanagerクライアントの定義を復元します。

“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”

CSV形式の定義情報の読込

CSVファイルに記述した定義情報を一括してFormatmanagerクライアントのデータベースに登録します。

“ISI 解説書”の“変換定義の一括登録機能”

変換テーブルディレクトリの設定

サーバ情報の設定では、「変換テーブル生成」時に変換テーブルを格納する変換テーブルディレクトリを指定します。
サーバのディレクトリは、ログインしたあとに、[サーバ転送先設定]画面で指定します。また、必要に応じて「変換テーブル生成」が可能なFormatmanagerクライアントの限定およびアクセスログ取得の設定を指定します。
[サーバ転送先設定]画面については、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”を参照してください。「変換テーブル生成」が可能なFormatmanagerクライアントの限定および転送ログ取得の設定については、“ISI Java EE運用ガイド”の“変換テーブルの配置”を参照してください。


以下にFormatmanager変換機能の変換テーブルディレクトリの配置場所を示します。

表15.13 変換テーブルの配置場所

配置場所

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)の場合】
  “/opt/FJSVesi/etc/jee/def/convtable”

【Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合】
  Formatmanager変換機能サーバのデフォルト定義ファイル(注1)のConvTableDirectoryに指定したディレクトリ
  デフォルトは“/var/opt/FJSVfmsv/convtable”

(注1) Formatmanager変換機能のデフォルト定義ファイルについては、“Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイル”を参照してください。

サーバ定義ファイルの設定

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合、以下のサーバ定義ファイルを設定します。

Formatmanager変換機能定義ファイル

以下のFormatmanager変換機能定義ファイルを、変換テーブルディレクトリに配置します。

/var/opt/FJSVfmsv/convtable/fmtmgrsv.conf

変換テーブルディレクトリのデフォルトは、「/var/opt/FJSVfmsv/convtable」です。
Formatmanager変換機能定義ファイルには、以下の内容を定義します。

表15.14 Formatmanager変換機能定義ファイルの内容

定義名

意味

ThreadMultiplicity

スレッド多重度(デフォルトは、「16」です。)

この定義はFormatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合だけ有効です。

Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイル

Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイルを以下に示します。

/etc/opt/FJSVfmsv/default.conf

Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイルには、以下の内容を定義します。
ポート番号、変換テーブルディレクトリは、Formatmanager変換機能に関するコマンド実行時にオプションとして指定します。Formatmanager変換機能に関するコマンド実行時に、オプションを省略した場合、Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイルで指定した値が有効となります。

表15.15 Formatmanager変換機能デフォルト定義ファイルの内容

定義名

意味

Port

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)のデフォルトポート番号(デフォルトは、「9787」です。)


この定義はFormatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合だけ有効です。

ConvTableDirectory

変換テーブルディレクトリ(デフォルトは、「/var/opt/FJSVfmsv/convtable」)です。


この定義はFormatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合だけ有効です。

CommunicationIPVersion

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)内部のINETドメインソケット通信で使用するIPバージョン(デフォルトは、「指定なし」です。)

  • 指定なし:IPv6、IPv4の順で通信を行い、接続が成功した通信を使用します。

  • IPV4:IPv4通信を行います。

  • IPv6:IPv6通信を行います。

この定義はFormatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合だけ有効です。

Formatmanager定義ファイル

Formatmanager定義ファイルを以下に示します。

/opt/FJSVesi/etc/def/properties/ESIFormatmanager.properties

Formatmanager定義ファイルには、以下の内容を定義します。

表15.16 Formatmanager定義ファイルの内容

定義名

意味

Port

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)のポート番号(デフォルトは、「9787」です。)Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)のセットアップ時に指定したポート番号を設定してください。


この定義はFormatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合だけ有効です。

WorkDirectory

作業用ディレクトリ(入出力ファイルの一時格納用。デフォルトは、「/opt/FJSVesi/var/temp」です。)


この定義はFormatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合だけ有効です。

FeditWarnSysLogLimit

Formatmanager変換機能で発生したワーニングのメッセージをシステムログ、およびトレースログに出力する最大数を指定します。

  • >0:指定の数値を超えるワーニングは出力せず、最大数を超えたことを示すワーニング(FM-FUNC-C-31210)を出力する場合

  • =0:ワーニングを出力しない場合

  • <0:すべてのワーニング出力する場合(デフォルト)

この定義はFormatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)およびFormatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の両方で有効になります。

ISIサーバ環境定義ファイル

ISIサーバ環境定義ファイルを以下に示します。

/opt/FJSVesi/etc/jee/server/<ISI実行環境名>/<ISIサーバ名>.properties

ISIサーバ環境定義ファイルには、以下の内容を定義します。
ISIがFormatmanagerと通信する場合、ポート番号、作業用ディレクトリが必要です。Formatmanager定義ファイルでポート番号、作業用ディレクトリのデフォルト値を変更できます。

表15.17 ISIサーバ環境定義ファイルの内容

定義名

意味

UseCompatibleFormatmanagerServer

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用するかどうかを設定します。デフォルトはfalseです。

  • true:Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用します。

  • false:Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)を使用します。

注意

  • Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)の場合、Formatmanager定義は省略することはできません。

  • Formatmanager定義ファイルを編集した結果は、即時反映されます。Formatmanager変換機能への接続に失敗する場合などに編集してください。
    なお、正常動作している場合、動作に影響を与えるため、ISIサーバのIJServerクラスタ動作中は、編集しないでください。