フェールオーバークラスタリングに対してISIのリソースを登録します。
実施したセットアップに応じて運用に必要なサービスを起動するためのバッチファイルを作成し、バッチファイルをフェールオーバークラスタリングに対して汎用アプリケーションとして登録します。
バッチファイルの作成
サービスの起動用のバッチファイルは、以下のように記述します。
echo off ISIサーバ基本構成のセットアップを実施した場合に追加が必要な記述 isstartwu ISICrbI(注1) isstartwu ISICrbO(注2) ISIサーバ分離構成のセットアップを実施した場合に追加が必要な記述 isstartwu ISICrbI_Unit01(注1) (注3) pause(注4)
(注1)インバウンドCORBAアダプタのセットアップを実施した場合に、記述を追加してください。
(注2)アウトバウンドCORBAアダプタのセットアップを実施した場合に、記述を追加してください。
(注3)ISIサーバ分離構成のセットアップを実施した場合、記述を追加してください。
(注4)バッチファイルの最後には、必ず“pause”を入れる必要があります。
設定例
以下の場合の設定例
ISIサーバ基本構成のセットアップでインバウンドCORBAアダプタとアウトバウンドCORBAアダプタを追加
ISIサーバ分離構成のセットアップでインバウンドCORBAアダプタを追加
echo off isstartwu ISICrbI isstartwu ISICrbO isstartwu ISICrbI_Unit01 pause
リソース登録
フェールオーバークラスタリングに対してリソースを登録します。
クラスタアドミニストレータを使用し、下表のサービスのリソースを“12.5 クラスタシステムへのリソース登録”で登録したリソースに追加してください。
フェールオーバークラスタリングへの登録リソース
| リソース名 | サービス名 | リソースの種類 | 依存関係(依存先) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
(1) | Formatmanager server service port=9787 | F3JJSfmsv9787 | 汎用サービス | Interstage API(注1) | (注2) |
(2) | 起動用バッチファイル | - | 汎用アプリケーション | Formatmanager server port=9787、またはInterstage API(注1) | (注2) |
[補足事項]
上記のすべてのリソースをInterstage用のグループに登録してください。
実行できる所有者には、クラスタシステムを構成するノードを指定してください。
(注1)“12.5 クラスタシステムへのリソース登録”で登録したリソースです。
(注2)“ネットワーク名をコンピュータ名として使う”チェックボックスを選択しないでください。
(注3)Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を利用する場合に登録してください。Formatmanager変換機能を利用しない場合、またはFormatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)を利用する場合は、登録不要です。
(注4)Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を運用するポート番号に合わせてサービス名を変更してください。ポート番号が9787の場合“F3JJSfmsv9787”となります。
(注5)Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を利用する場合は依存先にFormatmanagerを指定してください。Formatmanager変換機能を利用しない場合、またはFormatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)を利用する場合は依存先にInterstage APIを指定してください。