Solarisでのインストールは、Interstage Application Server、ISIの順にインストーラを呼び出してインストールを行います。
対話処理中にインストールを中止したい場合は、“q”<RETURN>を入力してください。
注意
インストール実行中に[Ctrl]+[C]などのキー入力により、インストールを強制終了させないでください。
ISIの簡易セットアップはInterstage Application Serverを新規にインストールした場合に行うことができます。
インストールを強制終了させたり、Interstage Application ServerおよびISIのインストールを中止した場合、インストールしたパッケージをすべてアンインストールしてから再度インストールしてください。
Interstage Application Serverのサーバパッケージは、以下のラベルのDVD-ROMです。
■DVD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
■DVD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
注意
すでにInterstage Application Serverや混在可能な製品がインストールされている場合、Interstage Application Serverのインストールは省略されます。
その場合、ISIで必要なパッケージがインストールされていない場合、メッセージを出力しインストールを中止します。
インストールされている製品の媒体から必要なパッケージをインストールし再度インストールしてください。
なお、ISIに同梱されているInterstage Application Serverをインストールしている場合は、以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットしインストールしてください。
■DVD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)
・“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
■DVD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)
・“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
■インストール方法
# cd / <RETURN>
# /cdrom/cdrom0/APS/install.sh /cdrom/cdrom0/APS<RETURN>
対話処理の詳細は“Interstage Application Serverのインストールガイド”を参照してください。
以下のシステムパラメタのチューニングに関する確認メッセージが表示されます。システムパラメタが適切に設定されている場合は、“y”<RETURN>を入力します。
システムパラメタが適切に設定されていない状態でインストールを実行した場合、本製品が正常に動作しないことがありますので注意してください。
Interstage Service Integrator を正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。 IPC資源のチューニングを行っていない場合は、必要資源の見積もり、およびチューニングを実施してからインストールを実行してください。 インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: |
次にInterstage Application Serverのシステムパラメタのチューニングに関する確認メッセージが表示されます。“y”<RETURN>を入力します。
Interstage Application Server を正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。 IPC資源のチューニングを行っていない場合は、必要資源の見積もり、およびチューニングを実施してからインストールを実行してください。 インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: |
セキュリティモードの設定を行います。“1”<RETURN>または<RETURN>を入力してください。
セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]: 1 |
注意
誤って互換モードを選択した場合、インストールの問い合わせを中止し再度インストールを実行してください。
本製品の運用コマンドを操作するグループ名を入力してください。システムに存在しないグループ名を指定することはできません。省略した場合は、“root”が選択されます。
Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: |
注意
グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。
インストールするサーバタイプを選択します。“1”<RETURN>を入力してください。
ISI Standard Editionの場合
インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: Web Package機能)[1,2,q]:1 |
ISI Enterprise Editionの場合
インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: 管理サーバ機能,3: Web Package機能)[1,2,3,q]:1 |
注意
誤ってアプリケーションサーバ機能以外を選択した場合、インストールの問い合わせを中止し再度インストールを実行してください。
インストール方法を選択します。“2”<RETURN>を入力してください。
インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:2 |
注意
誤って標準を選択した場合は、インストールの問い合わせを中止し再度インストールを実行してください。
なお、標準を選択した場合でも、再度Interstage Application Serverのインストーラが起動されます。
その場合、カスタムインストールの問い合わせから処理を継続してください。
機能選択またはパッケージ選択を選択し、インストールする機能またはインストールするパッケージに“all”<RETURN>を入力してください。
機能選択またはパッケージ選択を選択してください。(1: 機能選択, 2: パッケージ選択) [1,2,q]: |
機能選択の場合
ISI Standard Editionの場合
Functions: 1 Java EE 2 Webサーバ(Interstage HTTP Server) 3 Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2) 4 セキュア通信サービス 5 シングル・サインオン(業務サーバ) 6 シングル・サインオン(認証サーバ) 7 シングル・サインオン(リポジトリサーバ) 8 Interstageディレクトリサービス 9 Interstage管理コンソール 10 Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server用) 11 J2EE互換 12 Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用) 13 フレームワーク 14 Java SE 6 15 Java SE 7 16 サンプルアプリケーション 17 Java EE 6 インストールする機能を選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]:all |
ISI Enterprise Editionの場合
Functions: 1 Java EE 2 マルチ言語サービスの基本機能 3 イベントサービス 4 Portable-ORB 5 Webサーバ(Interstage HTTP Server) 6 Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2) 7 セキュア通信サービス 8 シングル・サインオン(業務サーバ) 9 シングル・サインオン(認証サーバ) 10 シングル・サインオン(リポジトリサーバ) 11 Interstageディレクトリサービス 12 Interstage管理コンソール 13 Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server用) 14 J2EE互換 15 Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用) 16 フレームワーク 17 Java SE 6 18 Java SE 7 19 サンプルアプリケーション 20 Java EE 6 インストールする機能を選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]:all |
パッケージ選択の場合
ISI Standard Editionの場合
Packages: 1 FJSVtdis The operational commands for Interstage 2 FSUNextp EXtensional Transaction Processing Monitor 3 FJSVjdk6 Fujitsu Java Development Kit 6 4 FJSVisjee Interstage Java EE 5 FJSVirepc Interstage Directory Service Software Development Kit 6 FJSVirep Interstage Directory Service 7 FJSVena Interstage data store for enterprise content knowledge and document management 8 FJSVsclr Securecrypto Library RunTime 9 FJSVsmee S/MIME & EE Certificate Management Package 10 FJSVisscs Interstage Secure Communication Service 11 FJSVjdk7 Fujitsu Java Development Kit 7 12 FSUNtd TransactionDirector 13 FSUNod ObjectDirector 14 FJSVporb ObjectDirector[Portable-ORB] 15 FJSVssosv Interstage Single Sign-on Repository server 16 FJSVssoac Interstage Single Sign-on Authentication server 17 FJSVssoaz Interstage Single Sign-on Business server 18 FJSVssocm Interstage Single Sign-on Common Library 19 FJSVfsvl Single Sign-on Federation Service Library Package 20 FJSVssofs Interstage Single Sign-on Federation Service 21 FJSVjs2su Interstage JServlet (OperationManagement) 22 FJSVes ObjectDirector/EventService 23 FJSVihs Interstage HTTP Server 24 FJSVbcco Interstage Apcoordinator - Bccoordinator 25 FJSVwebc Interstage Apcoordinator - Webcoordinator 26 FJSVisjmx Interstage JMX Service 27 FJSVejb Interstage EJB Service 28 FJSVjms Interstage JMS 29 FJSVj2ee Interstage J2EE Common Resource 30 FJSVj2eer Interstage J2EE RI Resource 31 FJSVjs5 Interstage JServlet (Tomcat 5.5 based servlet service) 32 FJSVsvmon Web Service Monitor 33 FJSVisgui Interstage Management Console 34 FJSVisspl Interstage Sample Integration 35 FJSVjssrc Interstage JServlet Session Registry Client 36 FJSVahs Interstage HTTP Server 2.2 37 FJSVwsc Web Server Connector(for Interstage HTTP Server 2.2) 38 FJSVpcmi Process Continuity Management Infrastructure 39 FJSVisje6 Interstage Java EE 6 パッケージを選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]:all |
ISI Enterprise Editionの場合
Packages: 1 FJSVtdis The operational commands for Interstage 2 FSUNextp EXtensional Transaction Processing Monitor 3 FJSVjdk6 Fujitsu Java Development Kit 6 4 FJSVisjee Interstage Java EE 5 FJSVirepc Interstage Directory Service Software Development Kit 6 FJSVirep Interstage Directory Service 7 FJSVena Interstage data store for enterprise content knowledge and document management 8 FJSVsclr Securecrypto Library RunTime 9 FJSVsmee S/MIME & EE Certificate Management Package 10 FJSVisscs Interstage Secure Communication Service 11 FJSVjdk7 Fujitsu Java Development Kit 7 12 FSUNtd TransactionDirector 13 FSUNod ObjectDirector 14 FJSVporb ObjectDirector[Portable-ORB] 15 FJSVssosv Interstage Single Sign-on Repository server 16 FJSVssoac Interstage Single Sign-on Authentication server 17 FJSVssoaz Interstage Single Sign-on Business server 18 FJSVssocm Interstage Single Sign-on Common Library 19 FJSVfsvl Single Sign-on Federation Service Library Package 20 FJSVssofs Interstage Single Sign-on Federation Service 21 FJSVjs2su Interstage JServlet (OperationManagement) 22 FJSVes ObjectDirector/EventService 23 FJSVihs Interstage HTTP Server 24 FJSVbcco Interstage Apcoordinator - Bccoordinator 25 FJSVwebc Interstage Apcoordinator - Webcoordinator 26 FJSVisjmx Interstage JMX Service 27 FJSVejb Interstage EJB Service 28 FJSVjms Interstage JMS 29 FJSVj2ee Interstage J2EE Common Resource 30 FJSVj2eer Interstage J2EE RI Resource 31 FJSVjs5 Interstage JServlet (Tomcat 5.5 based servlet service) 32 FJSVsvmon Web Service Monitor 33 FJSVisgui Interstage Management Console 34 FJSVisspl Interstage Sample Integration 35 FJSVjssrs Interstage JServlet Session Registry Server 36 FJSVjssrc Interstage JServlet Session Registry Client 37 FJSVahs Interstage HTTP Server 2.2 38 FJSVwsc Web Server Connector(for Interstage HTTP Server 2.2) 39 FJSVpcmi Process Continuity Management Infrastructure 40 FJSVisje6 Interstage Java EE 6 パッケージを選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]:all |
ポイント
ISIで必要な機能またはパッケージだけをインストールしたい場合、以下の機能またはパッケージを指定してください。
ISI Standard Editionの場合
機能単位でインストールする場合は、以下の機能をインストールしてください。
Java EE 6
Webサーバ(Interstage HTTP Server)
Interstage管理コンソール
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server用)
J2EE互換
Java SE 6
Java SE 7
Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)
パッケージ単位でインストールする場合は、以下のパッケージをインストールしてください。
FJSVahs
FJSVejb
FJSVes
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisje6
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVj2ee
FJSVj2eer
FJSVjdk6
FJSVjdk7
FJSVjms
FJSVjs2su
FJSVjs5
FJSVjssrc
FJSVpcmi
FJSVporb
FJSVsclr
FJSVsmee
FJSVsvmon
FJSVtdis
FJSVwsc
FSUNextp
FSUNod
FSUNtd
ISI Enterprise Editionの場合
機能単位でインストールする場合は、以下の機能をインストールしてください。
Java EE 6
イベントサービス
Webサーバ(Interstage HTTP Server)
Interstage管理コンソール
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server用)
J2EE互換
フレームワーク
Java SE 6
Java SE 7
Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)
パッケージ単位でインストールする場合は、以下のパッケージをインストールしてください。
FJSVahs
FJSVejb
FJSVes
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisje6
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVj2ee
FJSVj2eer
FJSVjdk6
FJSVjdk7
FJSVjms
FJSVjs2su
FJSVjs5
FJSVjssrc
FJSVjssrs
FJSVpcmi
FJSVporb
FJSVsclr
FJSVsmee
FJSVsvmon
FJSVtdis
FJSVwebc
FJSVwsc
FSUNextp
FSUNod
FSUNtd
以降、選択した機能をインストールするための問合せが表示されます。
以下の説明を参考にして、インストール情報を設定してください。
Interstage Application Serverのパッケージの格納ディレクトリを入力します。
インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]: 定義ファイルディレクトリを指定してください。(省略: /etc/opt) [?,q]: テンポラリファイルディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt) [?,q]: |
注意
省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、また、指定したパスがディレクトリであることを確認してください。
ディレクトリに“/”(ルートディレクトリ)を指定しないでください。
Java EE 5に関する設定を行います。
Java EEで使用するポート番号を表示します。変更する場合は、“y”<RETURN>を入力してください。
Java EEのデフォルトポートは以下です。 HTTPリスナーポート: 28080 運用管理用HTTPリスナーポート: 12001 IIOPポート: 23600 IIOP_SSLポート: 23601 IIOP_MUTUALAUTHポート: 23602 JMX_ADMINポート: 8686 デフォルトのポートを変更しますか?(省略: n) [y,n,q]: |
Java EEで使用するポート番号を設定します。この問い合わせは、上記問い合わせで“y”<RETURN>を入力した場合に表示されます。それぞれ他の機能で設定するポート番号と重複しない1~65535の範囲で指定してください。なお、Webサーバコネクタ/J2EE互換機能(FJSVjs5)がインストールされているか同時に選択した場合、HTTPリスナーポートで指定できる範囲は5001~65535となります。
Java EEのHTTPリスナーポートを指定してください。(省略: 28080) [?,q]: Java EEの運用管理用HTTPリスナーポートを指定してください。(省略: 12001) [?,q]: Java EEのIIOPポートを指定してください。(省略: 23600) [?,q]: Java EEのIIOP_SSLポートを指定してください。(省略: 23601) [?,q]: Java EEのIIOP_MUTUALAUTHポートを指定してください。(省略: 23602) [?,q]: Java EEのJMX_ADMINポートを指定してください。(省略: 8686) [?,q]: |
Interstage Java EE管理コンソールの運用形態を選択します。
Java EEの運用管理用HTTPリスナーでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: |
注意
SSL暗号化通信を使用しない設定にした場合は、Interstage Java EE管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。
Java EE共通ディレクトリを設定します。
Java EE共通ディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt/FJSVisjee) [?,q]: |
注意
省略値から変更する場合は、存在しないディレクトリ、または、配下にファイルやディレクトリが存在しない空ディレクトリを指定してください。ただし、いずれの場合も親ディレクトリは存在する必要があります。なお、シンボリックリンクは指定できません。
ディレクトリに“/”(ルートディレクトリ)を指定しないでください。
Interstageサービス、またはCORBAサービスに関する設定を行います。
ISI Standard Editionの場合
Interstageサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]: |
ISI Enterprise Editionの場合
CORBAサービスのサンプルファイルをインストールしますか?(省略: y) [y,n,q]: CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]: |
Interstage HTTP Serverのホストに関する設定を行います。
Interstage HTTP Serverのポート番号は省略値以外の値を指定してください。
またInterstage HTTP Server 2.2のポート番号と同じ値は指定しないでください。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]: Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: |
J2EE共通ディレクトリの指定を行います。
J2EE共通ディレクトリを指定してください。(省略: /opt/FJSVj2ee/var/deployment) [?,q]: |
注意
省略値から変更する場合は、すでに存在するディレクトリを正確に指定してください。
ディレクトリに“/”(ルートディレクトリ)を指定しないでください。
Interstage管理コンソールに関する設定を行います。
Interstage管理コンソールのホスト名を指定してください。(省略:host) [?,q]: Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]: Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: |
注意
SSL暗号化通信に“n”を指定した場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。
Interstage HTTP Server 2.2のポート番号に関する設定を行います。
Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: |
Java EE 6に関する設定を行います。
Java EE 6で使用するJDKに関する設定を行います。
Java EE 6で使用するJDKを選択してください。(1: JDK7, 2: JDK6) (省略: 1) [1,2,q]: |
Java EE 6の管理ユーザーに関する設定を行います。
Java EE 6の管理ユーザーIDを指定してください。(省略: admin) [?,q]: Java EE 6の管理者パスワードを8文字以上20文字以下で指定してください。 [?,q]: |
Java EE 6で使用するポート番号を表示します。変更する場合は、“y”<RETURN>を入力してください。
Java EE 6のデフォルトポートは以下です。 運用管理用HTTPリスナーポート: 12011 HTTPリスナーポート: 28282 HTTPSリスナーポート: 28383 IIOPポート: 23610 IIOP_SSLポート: 23611 IIOP_MUTUALAUTHポート: 23612 JMX_ADMINポート: 18686 デフォルトのポートを変更しますか?(省略: n) [y,n,q]: |
Java EE 6共通ディレクトリを設定します。
Java EE 6共通ディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt/FJSVisje6) [?,q]: |
インストール情報の確認と実行
インストール情報の確認と実行について説明します。
インストール情報の表示内容を確認し、表示された情報でインストールを開始する場合は、“y”<RETURN>を入力します。
ISI Standard Editionでインストールする機能に“all”を選択した場合の表示例
インストール情報: インストールパッケージ: FJSVisco FJSVisas FJSVtdis FSUNextp FJSVjdk6 FJSVisjee FJSVirepc FJSVirep FJSVena FJSVsclr FJSVsmee FJSVisscs FJSVjdk7 FSUNtd FSUNod FJSVporb FJSVssosv FJSVssoac FJSVssoaz FJSVssocm FJSVfsvl FJSVssofs FJSVjs2su FJSVes FJSVihs FJSVbcco FJSVwebc FJSVisjmx FJSVejb FJSVjms FJSVj2ee FJSVj2eer FJSVjs5 FJSVsvmon FJSVisgui FJSVisspl FJSVjssrc FJSVahs FJSVwsc FJSVpcmi FJSVisje6 インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt Interstageサービスのポート番号: 8002 Interstage管理コンソールのホスト名: host Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用する Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JDK J2EE共通ディレクトリ: /opt/FJSVj2ee/var/deployment Java EEのHTTPリスナーポート: 28080 Java EEの運用管理用HTTPリスナーポート: 12001 Java EEのIIOPポート: 23600 Java EEのIIOP_SSLポート: 23601 Java EEのIIOP_MUTUALAUTHポート: 23602 Java EEのJMX_ADMINポート: 8686 Java EEのSSL使用有無: 使用する Java EE共通ディレクトリ: /var/opt/FJSVisjee Java EE 6で使用するJDK: JDK7 Java EE 6の管理ユーザーID: admin Java EE 6の運用管理用HTTPリスナーポート: 12011 Java EE 6のHTTPリスナーポート: 28282 Java EE 6のHTTPSリスナーポート: 28383 Java EE 6のIIOPポート: 23610 Java EE 6のIIOP_SSLポート: 23611 Java EE 6のIIOP_MUTUALAUTHポート: 23612 Java EE 6のJMX_ADMINポート: 18686 Java EE 6共通ディレクトリ: /var/opt/FJSVisje6 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: host Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 81 Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)のポート番号: 80 セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: y |
ISI Enterprise Editionでインストールする機能に“all”を選択した場合の表示例
インストール情報: インストールパッケージ: FJSVisco FJSVisas FJSVtdis FSUNextp FJSVjdk6 FJSVisjee FJSVirepc FJSVirep FJSVena FJSVsclr FJSVsmee FJSVisscs FJSVjdk7 FSUNtd FSUNod FJSVporb FJSVssosv FJSVssoac FJSVssoaz FJSVssocm FJSVfsvl FJSVssofs FJSVjs2su FJSVes FJSVihs FJSVbcco FJSVwebc FJSVisjmx FJSVejb FJSVjms FJSVj2ee FJSVj2eer FJSVjs5 FJSVsvmon FJSVisgui FJSVisspl FJSVjssrs FJSVjssrc FJSVahs FJSVwsc FJSVpcmi FJSVisje6 インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt CORBAサービスのサンプルファイル使用有無: 使用する CORBAサービスのポート番号: 8002 Interstage管理コンソールのホスト名: host Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用する Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JDK J2EE共通ディレクトリ: /opt/FJSVj2ee/var/deployment Java EEのHTTPリスナーポート: 28080 Java EEの運用管理用HTTPリスナーポート: 12001 Java EEのIIOPポート: 23600 Java EEのIIOP_SSLポート: 23601 Java EEのIIOP_MUTUALAUTHポート: 23602 Java EEのJMX_ADMINポート: 8686 Java EEのSSL使用有無: 使用する Java EE共通ディレクトリ: /var/opt/FJSVisjee Java EE 6で使用するJDK: JDK7 Java EE 6の管理ユーザーID: admin Java EE 6の運用管理用HTTPリスナーポート: 12011 Java EE 6のHTTPリスナーポート: 28282 Java EE 6のHTTPSリスナーポート: 28383 Java EE 6のIIOPポート: 23610 Java EE 6のIIOP_SSLポート: 23611 Java EE 6のIIOP_MUTUALAUTHポート: 23612 Java EE 6のJMX_ADMINポート: 18686 Java EE 6共通ディレクトリ: /var/opt/FJSVisje6 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: host Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 81 Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)のポート番号: 80 セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: |
注意
インストールの途中で失敗した場合、インストールを続行するかどうかの問合せが表示されます。直前に出力されたエラーメッセージを確認の上、インストールを中止してください。
さらに、インストールしたパッケージをアンインストールし、エラー原因を取り除いた後に、最初からインストール処理を行ってください。
Interstage Application Serverのインストールが完了すると以下のメッセージが表示されます。
"Interstage Application Server"のインストールが終了しました。 |
ISIのサーバパッケージは、以下のラベルのDVD-ROMです。
■DVD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
■DVD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
Interstage Application Serverのインストール後、ISI、Formatmanagerのパッケージの格納ディレクトリを入力します。
インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]: 定義ファイルディレクトリを指定してください。(省略: /etc/opt) [?,q]: テンポラリファイルディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt) [?,q]: |
注意
省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、また、指定したパスがディレクトリであることを確認してください。
ディレクトリに“/”(ルートディレクトリ)を指定しないでください。
Symfoware Serverのインストールに関する問い合わせが表示されます。“n”<RETURN>または<RETURN>を入力します。
Symfoware Serverのインストールを行いますか?(省略: n) [y,n,q]: |
インストール情報の確認と実行
インストール情報の確認と実行について説明します。
インストール情報の表示内容を確認し、表示された情報でインストールを開始する場合は、“y”<RETURN>を入力します。
ISI Standard Editionの表示例
インストール情報: インストールパッケージ: FJSVesi FJSVfdcmn FJSVfdtsv FJSVfmsv FJSVxmlfl インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: |
ISI Enterprise EditionでSymfoware Serverをインストールしない場合の表示例
インストール情報: インストールパッケージ: FJSVapcef FJSVapclg FJSVibscm FJSVibsap FJSVibsac FJSVesi FJSVfdcmn FJSVfdtsv FJSVfmsv FJSVxmlfl インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt Symfoware Serverのインストール: 行わない セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: |
注意
インストールの途中で失敗した場合、インストールを続行するかどうかの問合せが表示されます。直前に出力されたエラーメッセージを確認の上、インストールを中止してください。
さらに、インストールしたパッケージをアンインストールし、エラー原因を取り除いた後に、最初からインストール処理を行ってください。
インストールの最後にISIの簡易セットアップに関する問い合わせが表示されます。“n”<RETURN>を入力してください。
引き続き"Interstage Service Integrator"のJ2EE実行環境の簡易セットアップを行いますか? (クラスタ環境を構築する場合はnを選択してください。)(省略: y)[y,n]: |
注意
誤って“y”を選択した場合、J2EE実行環境がセットアップされます。“ISI導入ガイド”の“アンセットアップ”を参照して、セットアップされたJ2EE実行環境を削除してください。
シングルユーザモードの場合は、ボリュームマネージャを停止します。
本操作は、シングルユーザモードでインストールする場合に必要です。
マルチユーザモードの場合は、次の手順へ進んでください。
Solaris 10の場合
# /etc/init.d/volmgt stop <RETURN> |
Solaris 11の場合
# svcadm disable rmvolmgr <RETURN> |
システムを再起動します。
# cd / <RETURN> # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 <RETURN> |
Interstage Application Serverを起動します。
コンピュータの起動時にInterstage Application Serverが起動されます。
Interstage Application Serverの自動起動をやめる場合は、以下のシェルを別のディレクトリなどに退避してください。
/etc/rc2.d/S99startis |