install.shシェルスクリプトを実行するには、以下の手順で行います。
シングルユーザモードでインストールする場合は、手順1から操作してください。
マルチユーザモードでインストールする場合は、手順4から操作してください。
注意
マルチユーザモードでインストールする場合、ほかのユーザの操作がインストールに影響しないことを確認してください。
ほかの一般ユーザがすべてログアウトした後、システムをシングルユーザモードに変更します。
# cd / <RETURN> # /usr/sbin/shutdown -y -i0 -g0 または # init 0 <RETURN> ok boot -s |
システムにログイン後、ファイルシステムをマウントします。
# mountall <RETURN> |
スーパーユーザでボリュームマネージャを起動します。
Solaris 10の場合
# /etc/init.d/volmgt start <RETURN> |
Solaris 11の場合
# svcadm enable rmvolmgr <RETURN> |
以下のラベルのDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
■DVD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
■DVD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”
# mkdir -p /cdrom/cdrom0 <RETURN> # mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom/cdrom0 <RETURN> |
注意
この手順は、/cdrom/cdrom0がない場合にだけ、実行してください。
デバイス名/dev/dsk/c0t6d0s2は、システム環境により異なります。
パッケージ格納先ファイルシステム(パーティション“/dev/dsk/c?d?t?s?”)がマウントされていない場合は、マウントします。
# mount -F ufs /dev/dsk/c?d?t?s? /格納マウントポイント <RETURN> |
install.shを実行します。
任意のディレクトリ上からDVD-ROMに格納されているinstall.shを指定し、以下のコマンドを実行します。
install.shは、絶対パスで指定してください。また、DVD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。
install.sh実行後の手順は、“6.3.2 Interstage Application ServerとISIのインストーラのインストール”を参照してください。
# cd / <RETURN> # /cdrom/cdrom0/install.sh<RETURN> |
注意
必ずスーパーユーザ(root)権限で実行してください。
DVD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。任意のディレクトリに移動し、絶対パスでinstall.shを実行してください。
install.sh実行時、インストールに関する問い合わせが表示されるまで、少し時間がかかる場合があります。
空白、“:”、“;”、“/”、“*”、“?”、“\”、“<”、“>”、“(”、“)”、“|”、“#”、“%”、“^”、“!”および全角の文字を含むパスにはインストールできません。
ISIに含まれるパッケージと混在できないパッケージが、すでにインストールされている場合、エラーメッセージを表示してインストールは中断します。この場合、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールを実行してください。
本製品とは同一筐体にインストールできないバージョンのInterstage Application Serverがインストールされている場合は、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールしてください。
ISI Enterprise Editionをインストールする場合、すでに同じバージョンのSymfoware Serverがインストールされていると、Symfoware Serverはインストールされません。
注意
ISI以外の製品により以下のコンポーネントがインストールされていた状態でISIをインストールした場合、ISIがインストールするコンポーネントが変わります。
他製品からISIと同じV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合、未インストールのコンポーネントは新規にインストールされ、Formatmanagerを利用したフォーマット変換は利用できます。
コンポーネント名(パッケージ名) | ISIインストール前 | ISIインストール時 |
---|---|---|
FEDIT/FL-SV (FJSVfdtsv) | インストール済み | - |
FEDIT/FL-XML (FJSVxmlfl) | インストール済み | - |
FEDIT/CMN-API (FJSVfdcmn) | インストール済み | - |
Formatmanager server (FJSVfmsv) | 未インストール | インストールする |
-:何もしない(変更なし)
他製品からISIと異なるV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合、コンポーネントは新規にインストールされず、Formatmanagerを利用したフォーマット変換は利用できません。
コンポーネント名(パッケージ名) | ISIインストール前 | ISIインストール時 |
---|---|---|
FEDIT/FL-SV (FJSVfdtsv) | インストール済み | - |
FEDIT/FL-XML (FJSVxmlfl) | インストール済み | - |
FEDIT/CMN-API (FJSVfdcmn) | インストール済み | - |
Formatmanager server (FJSVfmsv) | 未インストール | インストールしない |
-:何もしない(変更なし)