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Interstage Service Integrator V9.6.0 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

6.3.1 install.shシェルスクリプトの実行

install.shシェルスクリプトを実行するには、以下の手順で行います。
シングルユーザモードでインストールする場合は、手順1から操作してください。
マルチユーザモードでインストールする場合は、手順4から操作してください。

注意

  • マルチユーザモードでインストールする場合、ほかのユーザの操作がインストールに影響しないことを確認してください。

  1. ほかの一般ユーザがすべてログアウトした後、システムをシングルユーザモードに変更します。

    # cd / <RETURN>
    # /usr/sbin/shutdown -y -i0 -g0  または  # init 0 <RETURN>
    ok boot -s
  2. システムにログイン後、ファイルシステムをマウントします。

    # mountall <RETURN>
  3. スーパーユーザでボリュームマネージャを起動します。

    Solaris 10の場合

    # /etc/init.d/volmgt start <RETURN>

    Solaris 11の場合

    # svcadm enable rmvolmgr <RETURN>
  4. 以下のラベルのDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

    DVD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)

    • “Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”

    DVD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)

    • “Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 サーバパッケージ”

      # mkdir -p /cdrom/cdrom0 <RETURN>
      # mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom/cdrom0 <RETURN>

    注意

    • この手順は、/cdrom/cdrom0がない場合にだけ、実行してください。

    • デバイス名/dev/dsk/c0t6d0s2は、システム環境により異なります。

  5. パッケージ格納先ファイルシステム(パーティション“/dev/dsk/c?d?t?s?”)がマウントされていない場合は、マウントします。

    # mount -F ufs /dev/dsk/c?d?t?s? /格納マウントポイント <RETURN>
  6. install.shを実行します。
    任意のディレクトリ上からDVD-ROMに格納されているinstall.shを指定し、以下のコマンドを実行します。
    install.shは、絶対パスで指定してください。また、DVD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。
    install.sh実行後の手順は、“6.3.2 Interstage Application ServerとISIのインストーラのインストール”を参照してください。

    # cd / <RETURN>
    # /cdrom/cdrom0/install.sh<RETURN>

    注意

    • 必ずスーパーユーザ(root)権限で実行してください。

    • DVD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。任意のディレクトリに移動し、絶対パスでinstall.shを実行してください。

    • install.sh実行時、インストールに関する問い合わせが表示されるまで、少し時間がかかる場合があります。

    • 空白、“:”、“;”、“/”、“*”、“?”、“\”、“<”、“>”、“(”、“)”、“|”、“#”、“%”、“^”、“!”および全角の文字を含むパスにはインストールできません。

    • ISIに含まれるパッケージと混在できないパッケージが、すでにインストールされている場合、エラーメッセージを表示してインストールは中断します。この場合、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールを実行してください。

    • 本製品とは同一筐体にインストールできないバージョンのInterstage Application Serverがインストールされている場合は、インストール済みのパッケージをアンインストールしてから再度インストールしてください。

    • ISI Enterprise Editionをインストールする場合、すでに同じバージョンのSymfoware Serverがインストールされていると、Symfoware Serverはインストールされません。

    注意

    ISI以外の製品により以下のコンポーネントがインストールされていた状態でISIをインストールした場合、ISIがインストールするコンポーネントが変わります。


    他製品からISIと同じV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合、未インストールのコンポーネントは新規にインストールされ、Formatmanagerを利用したフォーマット変換は利用できます。

    表6.9 ISIと同じV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合

    コンポーネント名(パッケージ名)

    ISIインストール前

    ISIインストール時

    FEDIT/FL-SV (FJSVfdtsv)

    インストール済み

    FEDIT/FL-XML (FJSVxmlfl)

    インストール済み

    FEDIT/CMN-API (FJSVfdcmn)

    インストール済み

    Formatmanager server (FJSVfmsv)

    未インストール

    インストールする

    -:何もしない(変更なし)


    他製品からISIと異なるV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合、コンポーネントは新規にインストールされず、Formatmanagerを利用したフォーマット変換は利用できません。

    表6.10 ISIと異なるV/LのFormatmanagerのコンポーネントがインストール済みの場合

    コンポーネント名(パッケージ名)

    ISIインストール前

    ISIインストール時

    FEDIT/FL-SV (FJSVfdtsv)

    インストール済み

    FEDIT/FL-XML (FJSVxmlfl)

    インストール済み

    FEDIT/CMN-API (FJSVfdcmn)

    インストール済み

    Formatmanager server (FJSVfmsv)

    未インストール

    インストールしない

    -:何もしない(変更なし)