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Big Data Integration ServerV1.0.0 加工編QA集
FUJITSU Software

1.1.1 データの操作

どのようなデータ操作ができますか?

Data Effectorは、CSV/XMLデータを高速・簡単に仕分け・結合・集計するデータ加工ツールです。
日常業務の基本的なデータ操作に対応するため、Data Effectorでは4つの機能を提供しています。

  • 抽出機能

    • 条件に一致するデータを検索します。

    • 複数の異なる条件を指定し、結果を別々のファイルへ仕分けます。

  • 連結機能

    • ジャーナルデータとマスタデータを結合します。

    • データ形式を変換します。

  • 集計機能

    • 入力データを任意のグループごとに集計し、結果をファイルに出力します。

  • ソート機能

    • 入力データをキー順に並べ替えます。

    • 1つのキーにより、結果を複数のファイルへ仕分けます。

また、文字列、数値、日時の処理などの豊富な関数を提供しています。
要となる4つの機能に、複数の関数を組み合わせることで、きめ細かいデータ加工処理を実現できます。


インターフェースは何が提供されていますか?

各機能を実現するインターフェースは、以下の2つを用意しています。

  • コマンド

  • C APIの関数

機能ごとの対応を以下に示します。

また、抽出、連結、集計またはソートの4つのコマンドと外部コマンドを組み合わせて、まとめて処理できる、統合コマンド(deexコマンド)も提供しています。


暗号化に対応していますか?

Data Effectorは、暗号化機能を実装していません。
外部の暗号化処理のプログラムを、Data Effectorのユーザー定義関数(call関数)を使って呼び出すことで、使用できます。


データ操作時に一意の番号を付加できますか?

row_number関数を使用することで一意の番号を付加できます。

詳細については、“リファレンス集”の“row_number関数”を参照してください。