ここでは、インメモリ検索のHA(High Availability)構成について説明します。
インメモリ検索拡張サーバの縮退機能
運用中にインメモリ検索拡張サーバ上の検索エンジンであるsearcherに異常が発生した場合、データを残りの正常なsearcherに自動的に配布するので、そのまま運用を継続できます。これを縮退機能といいます。
インメモリ検索拡張サーバの縮退機能により、業務を継続することが可能です。
ポイント
検索性能を維持させたい場合
異常が発生したインメモリ検索拡張サーバの処理を代替させるサーバを用意し、代替searcherを事前に起動しておくことで、異常発生前と同等の性能で運用が再開できます。これをインメモリ検索拡張サーバのフェイルオーバ機能といいます。
インメモリ検索拡張サーバのフェイルオーバ機能の詳細については“検索編 導入・運用ガイド”の“ShunsakuのHA機能の概要”を参照してください。
インメモリ検索サーバのフェイルオーバ
インメモリ検索サーバのフェイルオーバ機能は、運用中のサーバ(以降、運用サーバと呼びます)とは別に、万一の場合に備えて待機しているサーバ(以降、待機サーバと呼びます)を用意し、クラスタシステムを使用することで実現します。
インメモリ検索サーバのフェイルオーバにより、運用サーバに異常が発生した場合、即座に待機サーバに業務を引き継ぐことにより、システムのダウンタイムが短縮できます。