ウィンドウ情報ファイルはテキスト形式であり、エディタで作成します。1行には、512バイトまで指定できます。行の終わりには改行コードが必要です。改行コードがないときは、動作は保証されません。
ウィンドウ情報ファイルは画面のオープン単位に用意し、そのファイル名をオープン時に指定します。
ファイル名はフルパスで指定してください。ウィンドウ情報ファイルの設定を変更して動作させる場合、ウィンドウ情報ファイルはオープン処理時に読み込むので、オープン処理前に変更を行ってください。
オープン処理後に変更しても、指定は有効になりません。
オープン時にファイル名だけを指定する場合は、ウィンドウ情報ファイルの格納先フォルダを環境変数MEFTDIRに指定します。環境変数MEFTDIRが未定義または正しいフォルダ名を指定していない場合、カレントフォルダが検索されます。
パス名の指定に誤りがあった場合、およびカレントフォルダにもウィンドウ情報ファイルが存在しない合は、ウィンドウ情報ファイルを省略したとみなし、標準値(省略値)で動作します。
同一キーワードを複数指定した場合、最後のものが有効になります。
ウィンドウ情報ファイルの記述形式を以下に示します。
キーワード値 * コメント
設定する環境のキーワードを1 桁目から記述します。
キーワードに対する値を、1つ以上の半角の空白をあけるか、またはタプを設定して記述します。
全角の空白は使用できません。
値が文字列の場合は、""で囲んだ範囲が有効となります。
行の先頭からコメントを記述する場合は、その行の1 桁目に’*’ を記述してから開始します。
キーワードの設定行など、行の途中から記述する場合は、1つ以上の半角の空白をあけて’*’を記述してから開始します。
全角の空白は使用できません。
以下にウィンドウ情報ファイルの記述例を示します。
TITLE "入金処理" *タイトルバーにタイトルを表示する. WDFONTNAME "MS 明朝" *指定フォント名を指定する.
参照
ウィンドウ情報ファイルで指定できる情報については、“C.2 ウィンドウ情報ファイルのサポート状況”を参照してください。
注意
ウィンドウ情報ファイルはシフトJISコードで作成してください。