環境設定コマンド、運用コマンドなど伝送路二重化機能が表示するメッセージとその意味および対処方法について説明します。
以下にメッセージの形式を示します。
【出力メッセージ】
1. インフォメーションメッセージおよびエラー出力メッセージの場合:
hanet: BBBCC: DDDDD: EEEEE FFFFF (1) (3) (4) (5) (6) |
2. コンソールメッセージおよび内部情報出力メッセージの場合:
hanet: AAAAA: BBBCC DDDDD: EEEEE FFFFF (1) (2) (3) (4) (5) (6) |
(1) コンポーネント名
hanet固定です。
(2) エラー種別
コンソールメッセージおよび内部情報出力メッセージの場合に出力されます。それ以外のメッセージでは出力されません。出力される情報(AAAAA)は以下の通りです。
出力メッセージがエラーであることを示します。
出力メッセージが警告であることを示します。
出力メッセージが情報であることを示します。なお、本メッセージは、“3.2.3 syslogの設定”が行われている場合にのみ出力されます。
内部情報出力メッセージであることを示します。
(3) メッセージ番号(合計5桁で表示)
出力メッセージ固有の番号を出力します。なお、内部メッセージ出力時は表示されません。
上位3桁(BBB)はメッセージ番号本体を表します。
下位2桁(CC)は内部コードを表します。
(4) エラー概要
出力される情報(DDDDD)は以下の通りです。なお、コンソールメッセージの場合には出力されません。
出力メッセージが情報であることを示します。
定義情報にエラーがあります。(処理は継続します)
実行したコマンド方法にエラーがあります。
定義情報にエラーがあります。
致命的なエラーがあります。
(5) エラー詳細
エラーの詳細(EEEEE)を表します。
(6) その他
必要に応じて、補足情報(FFFFF)が出力される場合があります。