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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.3 (伝送路二重化機能編)

6.1.2 デバッグ情報採取/出力コマンド

【形式】

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/dbghanet enable|disable|trace|stat

【機能説明】

HUB監視機能のデバッグ情報の採取の有無の指定とログ情報の出力を行います。採取されるデバッグ情報としては以下のものがあります。

【オプション】

以下のオプションおよびパラメタが指定できます。


enable

デバッグ情報の採取を有効にします。デバッグ情報を有効にした場合、pingコマンドの実行ログが採取されるようになります。


disable

HUB監視機能のデバッグ情報の採取を無効にします。


trace

pingコマンドの実行ログを記録した伝送路二重化機能のログ情報を出力します。


stat

pingコマンドの統計情報を記録した伝送路二重化機能のログ情報を出力します。

【注意事項】

デバッグ情報の採取を有効とした場合、ログ採取のためNICやクラスタの切替えに要する時間が採取しない場合と比べて3秒~5秒ほど余分にかかります。また、切替えはログ採取のために実行したpingコマンドが失敗したか成功したかにかかわらず続行されます。

【使用例】