ネットワーク上のファイルをアクセスするためには、以下に示すユーザが必要です。
Active Directory構成で運用しない場合
バッチサーバおよびファイルサーバに、それぞれ以下に示すユーザが必要です。
バッチ実行基盤の運用を行うユーザ
バッチ実行基盤の運用を行うユーザです。
ファイルアクセスを行うユーザ
ファイルサーバ上で実際にファイルをアクセスするユーザです。
ユーザはそれぞれのサーバで、以下のように作成する必要があります。
サーバ | ユーザ | 作成するユーザの条件 |
---|---|---|
バッチサーバ | バッチ実行基盤の運用を行うユーザ | システム管理者権限(Administratorsグループ権限)が必要です。 参照 バッチ実行基盤でのシステム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)の位置づけについては“2.2.1 アクセス権限によるセキュリティ強化”を参照してください。 |
ファイルサーバ | ファイルアクセスを行うユーザ | バッチサーバで作成した、バッチ実行基盤の運用を行うユーザと同一のユーザ名、かつ、同一のパスワードであることが必要です。 |
Active Directory構成で運用する場合
バッチサーバおよびファイルサーバが参加するドメイン上に以下のユーザが必要です。
ファイルアクセスを行うユーザ
バッチ実行基盤の運用を行うユーザおよびファイルサーバでファイルをアクセスするユーザです。
ユーザは、以下のように作成する必要があります。
ユーザ | 作成するユーザの条件 |
---|---|
ファイルアクセスを行うユーザ | ドメインユーザとして作成してください。 システム管理者権限(Administratorsグループ権限)が必要です。 参照 バッチ実行基盤でのシステム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)の位置づけについては“2.2.1 アクセス権限によるセキュリティ強化”を参照してください。 |
注意
ユーザはドメインコントローラのサーバで作成します。
参照
Active Directoryの詳細は、OSのマニュアルを参照してください。