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Interstage Job Workload Server セットアップガイド
FUJITSU Software

10.1.11 イニシエータの設定変更

セットアップコマンド実行時に設定したイニシエータの開始方法に対して、設定を変更する場合について説明します。

イニシエータの環境設定手順

イニシエータの環境設定の手順を以下に示します。
本作業は、“第5章 バッチ実行基盤の動作確認”を行った状態(対象のイニシエータが正常に稼働している状態)から行ってください。

10.1.11.1 イニシエータの停止

対象のイニシエータを停止します。
イニシエータを停止する、btfwstopiniコマンドの形式を以下に示します。

btfwstopini イニシエータ名

イニシエータ名は、ジョブキュー名と同じ文字列です。

参照

btfwstopiniコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

注意

  • ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合は、イニシエータの停止と連動してバッチワークユニットが停止されます。

10.1.11.2 イニシエータの環境設定

バッチサーバ環境の作成で、ジョブの実行環境を新規に作成した場合には、イニシエータの開始方法は、バッチセットアップ情報ファイルでのQUEUE要素内のAutoStart要素の指定が有効となっています。
イニシエータの開始方法を変更する、btfwaltinidefコマンドの形式を以下に示します。

btfwaltinidef -a {auto | manual} [-u イニシエータの開始ユーザ名] イニシエータ名

btfwaltinidef -a {auto | manual} イニシエータ名

イニシエータ名は、ジョブキュー名と同じ文字列です。

参照

  • btfwaltinidefコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

  • QUEUE要素については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“QUEUE要素”を参照してください。

10.1.11.3 イニシエータの開始

必要に応じて対象のイニシエータを開始します。
イニシエータを開始する、btfwstartiniコマンドの形式を以下に示します。

btfwstartini イニシエータ名

イニシエータ名は、ジョブキュー名と同じ文字列です。


参照

btfwstartiniコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

注意

  • ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合は、イニシエータの開始と連動してバッチワークユニットが起動されます。


  • イニシエータは、Interstage運用者の権限で起動してください。btfwstartiniコマンドを投入してイニシエータを開始する場合、イニシエータの起動ユーザはbtfwstartiniコマンド投入者となります。btfwaltinidefコマンドでの指定によるイニシエータの開始ユーザ名の設定(初期値はバッチセットアップ情報ファイルの設定)は、バッチ実行サービス開始時にのみ有効です。


  • イニシエータは、システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)で起動してください。

  • イニシエータは、バッチワークユニットの起動ユーザと同じユーザで起動してください。なお、ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合は、イニシエータを起動するユーザとバッチワークユニットの起動ユーザは常に同じになります。