以下の2種類のグループの権限を持つユーザがあります。
バッチシステム利用グループ
Interstage運用グループ
ユーザの設定を変更するには、OSのグループである上記のグループに対してユーザの追加および削除を行います。
■バッチシステム利用グループの設定変更
バッチシステム利用者を変更する場合には、OSのグループであるバッチシステム利用グループに対してユーザの追加および削除を行います。
追加する場合
ユーザを追加する場合のコマンドの形式を以下に示します。
usermod -G バッチシステム利用グループ名 ユーザ名 |
ユーザの追加は、システム管理者の権限で以下の手順により実施します。
バッチサーバをActive Directory構成で運用していない場合
[コントロールパネル]>[管理ツール]>[コンピュータの管理]を起動します。
[コンピュータの管理(ローカル)]>[システムツール]>[ローカルユーザとグループ]>[グループ]を選択し、グループ一覧を表示します。
グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
[追加]ボタンを選択し、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
バッチサーバをActive Directory構成で運用している場合
ドメインコントローラのサーバで、[コントロールパネル]>[管理ツール]>[Active Directory ユーザとコンピュータ]を選択します。
ドメイン内の[Users]フォルダを選択し、グループ一覧を表示します。
グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
[メンバ]タグにある[追加]ボタンを選択し、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
削除する場合
ユーザを削除する場合のコマンドの形式を以下に示します。
バッチシステム利用グループが、削除対象ユーザの主グループか、副グループかによって、コマンドの形式が異なります。
バッチシステム利用グループが主グループのユーザを削除する場合
-gオプションの主グループにバッチシステム利用グループ以外のグループ名を指定します。
usermod -g workgrp ユーザ名 |
バッチシステム利用グループが副グループのユーザを削除する場合
-Gオプションの副グループにバッチシステム利用グループ以外のグループ名を指定してください。
usermod -G nobody,workgrp ユーザ名 |
ユーザの削除は、システム管理者の権限で以下の手順により実施します。
バッチサーバをActive Directory構成で運用していない場合
[コントロールパネル]>[管理ツール]>[コンピュータの管理]を起動します。
[コンピュータの管理(ローカル)]>[システムツール]>[ローカルユーザとグループ]>[グループ]を選択し、グループ一覧を表示します。
グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
削除するユーザを選択し、[削除]ボタンにより削除します。
バッチサーバをActive Directory構成で運用している場合
ドメインコントローラのサーバで、[コントロールパネル]>[管理ツール]>[Active Directory ユーザとコンピュータ]を選択します。
ドメイン内の[Users]フォルダを選択し、グループ一覧を表示します。
グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
削除するユーザを選択し、[削除]ボタンにより削除します。
■Interstage運用グループの設定変更
Interstage運用者を変更する場合には、OSのグループであるInterstage運用グループに対してユーザの追加および削除を行います。
追加する場合
ユーザを追加する場合のコマンドの形式を以下に示します。
usermod -g Interstage運用グループ名 -G バッチシステム利用グループ名 ユーザ名 |
削除する場合
ユーザを削除する場合のコマンドの形式を以下に示します。
usermod -g workgrp ユーザ名 |