配備資材の配置のしかたについて、新規配備の場合と、再配備の場合で分けて説明します。
配備資材の配置場所は、以下の配備資材ごとに任意のディレクトリを用意して格納してください。
各種定義ファイル
プレロードするバッチアプリケーションのライブラリ
ダイナミックロードするバッチアプリケーションのライブラリ
例
配備元での配備資材のイメージを以下の図に示します。
注意
配備元ディレクトリの配下に格納するファイルおよびディレクトリの属性に、“隠しファイル”の設定を行わないようにしてください。エクスプローラで配備元ディレクトリを選択し、プロパティ画面を表示して確認・設定します。
■各種定義ファイル
配備するすべてのバッチアプリケーションに必要な各種定義ファイルを、すべて1箇所のディレクトリ配下に配置します。
アプリケーションインタフェース定義ファイル
アプリケーション呼出し定義ファイル
アプリケーション連携実行基盤定義ファイル
■プレロードするバッチアプリケーションのライブラリ
プレロードするバッチアプリケーションのライブラリ(バッチワークユニット内共用ライブラリも含む)をすべて1箇所のディレクトリ配下に配置します。
■ダイナミックロードするバッチアプリケーションのライブラリ
ダイナミックロードするバッチアプリケーションのライブラリ(バッチワークユニット内共用ライブラリも含む)をすべて1箇所のディレクトリ配下に配置します。
前回配備で使用した配備元ディレクトリで、追加、更新、または削除の目的にあわせて以下の作業を行います。
追加する場合
追加するライブラリ、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを複写してください。
更新する場合
更新するライブラリ、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを複写してください。
削除する場合
削除するライブラリ、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを削除してください。
例
配備元での配備資材のイメージを以下の図に示します。
参考
配備した時に使用した配備元のディレクトリがわからなくなった場合には、apfwinfoappコマンドで確認することができます。
apfwinfoappコマンドの形式を以下に示します。
apfwinfoapp -n ワークユニット名 -a ジョブステップ用イベントチャネルのDestination名 |
ワークユニット名は、“ジョブキュー名_CWU”です。
ジョブステップ用イベントチャネルのDestination名は、“ジョブキュー名_CSTEPdest”です。
ジョブキュー名に英大文字を利用している場合は、ジョブステップ用イベントチャネルのDestination名のジョブキュー名にあたる部分については、英小文字で指定してください。
例えば、ジョブキュー名が“JOBQ001”の場合、“jobq001_CSTEPdest”のように指定します。
apfwinfoappコマンドを実行すると以下の情報が表示されます。
“DEF_PATH”、”PRELOAD_LIB_PATH”、”DYNAMICLOAD_LIB_PATH”に表示されるディレクトリが配備元のディレクトリです。
WU_NAME=jobq001_CWU |
WU_NAME=jobq001_CWU |
参照
apfwinfoappコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。