ジョブ終了コードは、バッチジョブの実行結果を表すコードです。
ジョブ終了コードは数値により、以下の結果を表しています。
-999999999 ~ 999999999
バッチジョブ定義に従って最後まで走行したことを意味します。
0x60000000 番台のジョブ終了コード
投入したジョブが、異常終了したことを意味します。
ジョブ終了コードの詳細は、以下のとおりです。
ジョブ終了コード | ジョブ終了コードの意味 | ||
---|---|---|---|
10進数 | 16進数 | ||
-999999999~ -1 | 0xC4653601~ 0xFFFFFFFF | バッチジョブ定義に従い最後まで走行しました。 | |
0~ 999999999 | 0x00000000~ 0x3b9ac9ff | ||
- | 0x60000111 | 異常終了 | バッチジョブ定義の解析でエラーを検出しました。 |
0x60000110 | ジョブキューイングエラーを検出しました。 | ||
0x60000221 | ファイルの排他獲得でエラーを検出しました。 | ||
0x60000222 | ファイルでアロケーションエラーを検出しました。 | ||
0x60000223 | 資源の解放エラーを検出しました。 | ||
0x60000501 | ジョブをキャンセルしました。 (ジョブステップの場合 : ジョブステップの実行を打ち切りました。) | ||
0x60000601 | ジョブ実行経過時間制限値を超えたことにより、ジョブの実行を中断しました。 | ||
0x60000602 | ジョブの状況が不明でした。 | ||
0x60000631 |
| ||
0x60000632 | アプリケーションの実行に失敗しました。 (バッチジョブ定義に従い最後まで走行しました。) | ||
0x60000941 | スプールのアクセスエラーを検出しました。 | ||
0x60000999 | バッチシステム内でエラーを検出しました。 (上記の異常以外) |
注意
ジョブ終了コードが“0x60000999”になった場合には、システムログ(Windows(R)の場合はイベントログ)に出力されたメッセージを確認して、原因を特定してください。