既存メッセージFSP_INTS-BAS_AP28771、およびFSP_INTS-BAS_AP28773において、以下の詳細コード(s*)が追加されます。
メッセージFSP_INTS-BAS_28771で追加される詳細コード(s*):
It failed in the acquisition of the state of BatchManager:errno=2
メッセージFSP_INTS-BAS_28773で追加される詳細コード(s*):
BatchManager not ready.
本非互換は、“第3章 プログラム修正一覧”のPH00613により修正された動作です。
条件
apfwsubflowコマンド使用時。
メッセージFSP_INTS-BAS_28771で追加された詳細コード(s*)の発生条件:
1) Interstage Job Workload Server のバッチ実行基盤(Java)をインストール後にバッチマネージャー(※)を一度も起動していない、かつ
※バッチマネージャーは、apfwstartmngrコマンドで起動されます。
2) apfwsubflowコマンドを実行した場合。
メッセージFSP_INTS-BAS_28773で追加された詳細コード(s*)の発生条件:
1) Interstage Job Workload Server のバッチ実行基盤(Java)をインストール後にバッチマネージャー(※)を一度でも起動後、かつ
※バッチマネージャーは、apfwstartmngrコマンドで起動されます。
2) バッチマネージャーが起動されていない状態、かつ
3) apfwsubflowコマンドを実行した場合。
変更内容
障害修正にともなうメッセージ改善。
影響
バッチマネージャーが起動していない状態で、apfwsubflowコマンドを実行した場合に通知されるメッセージに影響があります。
メッセージFSP_INTS-BAS_28771で追加された詳細コード(s*)の機能項目:
発生条件に該当する場合、本修正の適用前は、メッセージFSP_INTS-BAS_28772、またはメッセージFSP_INTS-BAS_28773を通知していますが、本修正の適用後は、メッセージFSP_INTS-BAS_28771の通知になります。
メッセージFSP_INTS-BAS_28773で追加された詳細コード(s*)の機能項目:
発生条件に該当する場合、本修正の適用前と適用後で通知するメッセージは共にFSP_INTS-BAS_28773ですが、本修正の適用前は詳細コード(s*)に“func:EventChannel_create_util SystemException=IDL:CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENT:1.0 minor=0x464a0880”が設定され、本修正の適用後は詳細コード(s*)に“BatchManager not ready.”が設定されます。
対処方法
メッセージFSP_INTS-BAS_28771で追加された詳細コード(s*)の対処方法:
バッチマネージャーが未作成、または未起動の可能性があります。バッチマネージャーが動作していることを確認後に、再度フローを実行してください。
メッセージFSP_INTS-BAS_28773で追加された詳細コード(s*)の対処方法:
修正適用前の対処方法より変更はなく、以下のいずれかの対処を実施してください。
Interstageが停止している場合は、“バッチ実行環境の運用手順”の手順にしたがってInterstageの起動以降の運用操作を行ってください。
バッチマネージャーが停止している場合は、リソースユニットをすべて強制停止してください。その後、バッチマネージャーおよびリソースユニットを起動してからフローを実行してください。なお、実行中だったフローの処理結果は、リソースユニットが出力した“実行ログ”により確認してください。