【呼出形式(C)】
UINT XWSIAPI XWSI_DF_WAITSTART(ReqHandle,ws_errno,wait_time,trns_directon,host_inf) USHORT ReqHandle リクエストハンドル UINT *ws_errno 処理結果 USHORT wait_time 応答待ち時間 USHORT *trns_direction ファイル送受信区別 XWsiHostDataInf *host_inf ホストデータ情報
【機能】
ホストからのファイル転送開始を待ちます。このインタフェースはFEXPORT、FIMPORTなどのホストのファイル転送コマンドに対し、ホストからのファイル転送開始要求が来るのを待ち合わせるために使用します。また、ファイル受信時はホストからファイル転送に関係する情報が通知されるので、その内容をアプリケーションに通知します。
アプリケーションは、DF SETPARAを発行する前に、必ずDF WAITSTARTでファイル転送の開始を待ち合わせてください。
【引数】
ReqHandle | WSMGR OPENコマンドによって得られたリクエストハンドル。 |
ws_errno | 処理結果を格納する領域のアドレス。 |
wait_time | 応答待ち時間(単位:秒、0を指定した場合は無限待ち)。 注) |
trns_direction | ファイル送受信区別を格納する領域のアドレス。 |
host_inf | ホストデータ情報を格納する領域のアドレス(受信時にセットされ、送信時は無効。NULL pointerを指定した時は、送受信に関係なくセットされません)。 |
【関数返却値】
XWSIWSAPI_GOOD | (0) | WSAPI が正常に処理されました。 |
XWSIWSOS_ERR | (1) | WSMGR でWindows API コールを行いその結果エラーになった場合、設定されます。また、そのとき受け取ったエラーコードをws_errno に格納します。 |
XWSIWSAPI_ERR | (2) | WSAPI が異常で終了したことを示します。 |
【出力】
ws_errno | 関数返却値 = XWSIWSOS_ERR (1) のとき 関数返却値 = XWSIWSAPI_ERR (2) のとき 関数返却値 = XWSIWSAPI_GOOD (0) のとき | |
trns_direction | ファイル送受信区別 | |
host_inf | ホストデータ情報 | |
1)file_name | 相手ファイル名: 65 バイト | |
2)data_length | 相手ファイルの大きさ。 | |
3)rec_form | レコード形式。 | |
4)rec_length | レコード長。 |
【処理の注意事項】
NO OPERATEモードでファイル転送が起動されても、OPERATEモードと同じ動きをします。