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WSMGR ソフトウェア開発キット V8 使用手引書
FUJITSU Software

4.3.4 DC WRITE

DUET会話型データの送信


【呼出形式(C)】

UINT  XWSIAPI 
XWSI_DC_WRITE(ReqHandle,ws_errno,mode,snd_data)

USHORT          ReqHandle     リクエストハンドル
UINT           *ws_errno      処理結果
USHORT          mode          送信要求モード
XWsiWsaData    *snd_data      受信データ長、データアドレスが格納されている領域のアドレス

【機能】

ホストへのデータの送信を、DUET会話型データ転送インタフェースに要求します。

送信データにはメッセージとレスポンスの2種類があります。メッセージはデータとして最大4086バイトまで送信できます。レスポンスは会話型データ転送を端末から中止する場合に使用します。


【引数】

ReqHandle

WSMGR OPENコマンドによって得られたリクエストハンドル。

ws_errno

処理結果が格納されるアドレス。

mode

データ種別。

XWSIDC_MSG

(0)

メッセージ

XWSIDC_RESP

(1)

レスポンス

snd_data

MSG データ長(最大4086バイト)、MSG データの先頭アドレスが格納されている領域のアドレス。
レスポンス時はNULLポインタ(内容は無効)を設定してください。


【関数返却値】

XWSIWSAPI_GOOD

(0)

WSAPI が正常に処理されました。

XWSIWSOS_ERR

(1)

WSMGR でWindows API コールを行いその結果エラーになった場合、設定されます。また、そのとき受け取ったエラーコードをws_errno に格納します。

XWSIWSAPI_ERR

(2)

WSAPI が異常で終了したことを示します。
エラー詳細は、ws_errno に格納されます。


【出力】

ws_errno

関数返却値 = XWSIWSOS_ERR (1) のとき
Windows API コールから返されるエラーコードが格納されます。
エラーコードはWin32エラーコードが返ります。

関数返却値 = XWSIWSAPI_ERR (2) のとき
WSAPI のエラーコード一覧を参照してください。

関数返却値 = XWSIWSAPI_GOOD (0) のとき
意味を持たないのでアプリケーションで参照する必要はありません。