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WSMGR ソフトウェア開発キット V8 使用手引書
FUJITSU Software

4.2.5 KC ESTART

DSPEMUの起動


【呼出形式(C)】

UINT  XWSIAPI 
XWSI_KC_ESTART(ReqHandle,ws_errno,key_file_passwd,kb_flag)

USHORT       ReqHandle          リクエストハンドル
UINT        *ws_errno           処理結果
UCHAR       *key_file_passwd    キーファイルパスワード
USHORT       kb_flag            キーボードエミュレーション

【機能】

DSPEMUを起動します。WSMGR CONNECT で指定するセットアップファイルの情報により動作します。使用したいDSPEMUのセットアップファイルをWSMGR CONNECT で指定してください。通常、DSPEMU終了キーを押したあとにKC EEND を発行すると、終了します(DSPEMU終了キーが押されたかどうかは、KC EWAIT ・KC RECEIVEで知ることができます)。


【引数】

ReqHandle

WSMGR OPENによって得られたリクエストハンドル。

ws_errno

処理結果が格納されるアドレス。

key_file_passwd

NULLpointer を指定してください。

kb_flag

キーボードエミュレーション、状態表示行の表示指定。
XWSIEMU_KBON (0):
キーボードエミュレーション、状態表示行の表示は必ずXWSIEMU_KBONを指定してください。


【関数返却値】

XWSIWSAPI_GOOD

(0)

WSAPI が正常に処理されました。

XWSIWSOS_ERR

(1)

WSMGR でWindows API コールを行いその結果エラーになった場合、設定されます。また、そのとき受け取ったエラーコードをws_errno に格納します。

XWSIWSAPI_ERR

(2)

WSAPI が異常で終了したことを示します。
エラー詳細は、ws_errno に格納されます。


【出力】

ws_errno

関数返却値 = XWSIWSOS_ERR (1) のとき
Windows API コールから返されるエラーコードが格納されます。
エラーコードはWin32エラーコードが返ります。

関数返却値 = XWSIWSAPI_ERR (2) のとき
WSAPI のエラーコード一覧を参照してください。

関数返却値 = XWSIWSAPI_GOOD (0) のとき
意味を持たないのでアプリケーションで参照する必要はありません。