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WSMGR ソフトウェア開発キット V8 使用手引書
FUJITSU Software

4.2.4 KC SENSE

デバイス状態情報の取得


【呼出形式(C)】

UINT  XWSIAPI
XWSI_KC_SENSE(ReqHandle,ws_errno,emu_status,dev_status)

USHORT            ReqHandle      リクエストハンドル
UINT             *ws_errno       処理結果
USHORT           *emu_status     DSPEMU動作情報
XWsiLine25Inf    *dev_status     デバイス状態情報

【機能】

現在のデバイス状態情報(25LINE 情報)、DSPEMUの動作情報を受け取ります(「4.2.3 KC RECEIVE」参照)。


【引数】

ReqHandle

WSMGR OPENによって得られたリクエストハンドル。

ws_errno

処理結果が格納されるアドレス。

emu_status

同一接続パスで起動されているDSPEMU動作情報を格納する領域のアドレス。

dev_status

デバイス状態情報を格納する領域のアドレス


【関数返却値】

XWSIWSAPI_GOOD

(0)

WSAPI が正常に処理されました。

XWSIWSOS_ERR

(1)

WSMGR でWindows API コールを行いその結果エラーになった場合、設定されます。また、そのとき受け取ったエラーコードをws_errno に格納します。

XWSIWSAPI_ERR

(2)

WSAPI が異常で終了したことを示します。エラー詳細は、ws_errno に格納されます。


【出力】

ws_errno

関数返却値 = XWSIWSOS_ERR (1) のとき
Windows API コールから返されるエラーコードが格納されます。
エラーコードはWin32エラーコードが返ります。

関数返却値 = XWSIWSAPI_ERR (2) のとき
WSAPI のエラーコード一覧を参照してください。

関数返却値 = XWSIWSAPI_GOOD (0) のとき
意味を持たないのでアプリケーションで参照する必要はありません。

emu_status

DSPEMU動作情報

  • XWSIEMU_NOTBE  (0)
    非動作状態

  • XWSIEMU_ESTATED  (1)
    同一リクエストハンドルでESTARTによりDSPEMUが起動されています。

  • XWSIEMU_OTHRSEC  (2)
    他セッションにおいて同一接続パスでDSPEMUが起動されています。

dev_status

デバイス状態情報(「4.2.3 KC RECEIVE」参照)