【呼出形式(C)】
UINT XWSIAPI XWSI_FREE(ReqHandle,ws_errno, free_buffer) USHORT ReqHandle リクエストハンドル UINT *ws_errno 処理結果 VOID *free_buffer 開放する可変長データエリアアドレス
【機能】
WSMGRから受け取った可変長データエリアを開放します。可変長データエリアは、KC RECEIVE、DC READで受信した領域です。
開放するタイミングは、アプリケーションでKC RECEIVE、DC READで受け取ったデータを処理し終わったときに行います。これによりこの領域は、OSに返されます。WSMGR FREEを行った後に、アプリケーションでこのデータを参照するとトラップ割り込みが発生します。
【引数】
ReqHandle | WSMGR OPEN によって得られたリクエストハンドル。 | |
ws_errno | 処理結果が格納されるアドレス。 | |
free_buffer | 開放する可変長データエリアのアドレス。 | |
KC RECEIVE | recv-buffer | |
DC READ | read_data |
注意
指定アドレスが不正の場合、Callしたプロセスが異常終了する場合があります。
【関数返却値】
XWSIWSAPI_GOOD | (0) | WSAPI が正常に処理されました。 |
XWSIWSOS_ERR | (1) | WSMGRでWindows API コールを行いその結果エラーになった場合、設定されます。また、そのとき受け取ったエラーコードをws_errno に格納します。 |
XWSIWSAPI_ERR | (2) | WSAPI が異常で終了したことを示します。 |
【出力】
ws_errno | 関数返却値 = XWSIWSOS_ERR (1) のとき 関数返却値 = XWSIWSAPI_ERR (2) のとき 関数返却値 = XWSIWSAPI_GOOD (0) のとき |