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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.5(伝送路二重化機能 仮想NIC方式編)
FUJITSU Software

C.1.2 非互換コマンド

伝送路二重化機能(仮想NIC方式)4.3A40において、前バージョンから非互換となるコマンドについて説明します。

なお、各コマンドの詳細については“付録A コマンドリファレンス”を参照してください。

C.1.2.1 rvnetadmコマンド

【非互換内容】

createコマンドの-vオプションを使用して、仮想インターフェース上にvnicの作成を許可するかどうかを指定します。
set-propコマンドの-vオプションを使用して、仮想インターフェース上にvnicの作成を許可するかどうかを指定します。
show-propコマンドにより、-v オプションの設定値(ALLOW-UPPER-VNIC)を表示します。

【変更点】

変更前

createコマンドに-vオプションはありません。
set-propコマンドに-vオプションはありません。
show-propコマンドにより、-v オプションの設定値(ALLOW-UPPER-VNIC)は表示されません。

# /opt/FJSVrvnet/bin/rvnetadm show-prop -n fjvnet0
VNET                : fjvnet0
MAC-ADDRESS         : auto
PROPAGATE-LINK      : no
MAC-TRACKING        : on
PROBE-MODE          : round-robin
MTU                 : 1500

変更後

createコマンドの-vオプションをyesにした場合、仮想インターフェース上にvnicの作成が可能となります。
set-propコマンドの-vオプションをyesにした場合、仮想インターフェース上にvnicの作成が可能となります。
show-propコマンドにより、-v オプションの設定値(ALLOW-UPPER-VNIC)が表示されます。

# /opt/FJSVrvnet/bin/rvnetadm show-prop -n fjvnet0
VNET                : fjvnet0
MAC-ADDRESS         : auto
PROPAGATE-LINK      : no
MAC-TRACKING        : on
PROBE-MODE          : round-robin
MTU                 : 1500
ALLOW-UPPER-VNIC    : yes