伝送路二重化機能(仮想NIC方式)4.3A40において、前バージョンから非互換となるコマンドについて説明します。
なお、各コマンドの詳細については“付録A コマンドリファレンス”を参照してください。
【非互換内容】
createコマンドの-vオプションを使用して、仮想インターフェース上にvnicの作成を許可するかどうかを指定します。
set-propコマンドの-vオプションを使用して、仮想インターフェース上にvnicの作成を許可するかどうかを指定します。
show-propコマンドにより、-v オプションの設定値(ALLOW-UPPER-VNIC)を表示します。
【変更点】
変更前
createコマンドに-vオプションはありません。
set-propコマンドに-vオプションはありません。
show-propコマンドにより、-v オプションの設定値(ALLOW-UPPER-VNIC)は表示されません。
# /opt/FJSVrvnet/bin/rvnetadm show-prop -n fjvnet0 VNET : fjvnet0 MAC-ADDRESS : auto PROPAGATE-LINK : no MAC-TRACKING : on PROBE-MODE : round-robin MTU : 1500 |
変更後
createコマンドの-vオプションをyesにした場合、仮想インターフェース上にvnicの作成が可能となります。
set-propコマンドの-vオプションをyesにした場合、仮想インターフェース上にvnicの作成が可能となります。
show-propコマンドにより、-v オプションの設定値(ALLOW-UPPER-VNIC)が表示されます。
# /opt/FJSVrvnet/bin/rvnetadm show-prop -n fjvnet0 VNET : fjvnet0 MAC-ADDRESS : auto PROPAGATE-LINK : no MAC-TRACKING : on PROBE-MODE : round-robin MTU : 1500 ALLOW-UPPER-VNIC : yes |