スイッチのハングアップやスイッチ間の経路異常を検出する機能です。
冗長化したNIC間で監視デーモンが定期的にハートビートメッセージを交換することで、ネットワークの状態を監視します。ハートビートが途絶えた場合、仮想NICではグループ化した複数のNICのうち、通信相手ごとに最適なNICを選択するため、確実に通信が継続できます。
ハートビートの異常を検出するまでの時間は、デフォルトで約10秒です。
図2.2 ネットワーク監視機能
参考
同一の物理NICを同じ順番で束ねている仮想インターフェースでは、監視を共有します。
仮想インターフェースが非活性状態 (inactive) の場合、監視の起動は保留されます。仮想インターフェースの活性化後、監視は開始されます。
タグVLANの経路は監視しません。タグ無しの経路を監視します。