複製先システムでIPアドレスの変更が完了したら、OSを再起動しIPアドレスの変更が正しく行われていることを確認します。手順は以下の通りです。
RMSの自動起動抑止の解除
GLSがクラスタ運用のシステムをクローニングした場合は、RMSの自動起動を抑止する設定を解除します。
# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvsetenv HV_RCSTART 1 |
マルチユーザモードでのOS起動
NICのケーブルを接続し、マルチユーザモードでOSを再起動します。
IPアドレスの確認
OSの再起動が完了したら、変更したIPアドレスが有効となっていることを確認します。確認すべき項目は以下の通りです。
各々の物理インタフェース、仮想インタフェースに変更後のIPアドレスが設定されていること。
監視先IPアドレスに変更後のIPアドレスが設定され、監視が正常に行われていること(NIC切替方式の場合)。
通信相手先IPアドレスに変更後のIPアドレスが設定され、監視が正常に行われていること(GS/SURE連携方式の場合)。
RMSの起動後にクラスタの運用ノードに変更後の引継ぎIPアドレスが設定されること、および、その後、ノード切替えを行った場合、待機ノードに変更後の引継ぎIPアドレスが設定されること(クラスタシステムの場合)。