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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.5(伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

E.3.6 変更後の設定の有効化

複製先システムでIPアドレスの変更が完了したら、OSを再起動しIPアドレスの変更が正しく行われていることを確認します。手順は以下の通りです。

  1. RMSの自動起動抑止の解除

    GLSがクラスタ運用のシステムをクローニングした場合は、RMSの自動起動を抑止する設定を解除します。

    # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvsetenv HV_RCSTART 1
  2. マルチユーザモードでのOS起動

    NICのケーブルを接続し、マルチユーザモードでOSを再起動します。

  3. IPアドレスの確認

    OSの再起動が完了したら、変更したIPアドレスが有効となっていることを確認します。確認すべき項目は以下の通りです。

    • 各々の物理インタフェース、仮想インタフェースに変更後のIPアドレスが設定されていること。

    • 監視先IPアドレスに変更後のIPアドレスが設定され、監視が正常に行われていること(NIC切替方式の場合)。

    • 通信相手先IPアドレスに変更後のIPアドレスが設定され、監視が正常に行われていること(GS/SURE連携方式の場合)。

    • RMSの起動後にクラスタの運用ノードに変更後の引継ぎIPアドレスが設定されること、および、その後、ノード切替えを行った場合、待機ノードに変更後の引継ぎIPアドレスが設定されること(クラスタシステムの場合)。