高速切替方式のシステムをクローニングする場合、複製先のシステムにおいて以下のIPアドレスを変更する必要があります。
仮想インタフェース
物理インタフェース
引継ぎ仮想インタフェース(クラスタシステムの場合)
クローニングを行う場合は、以下の例を参考にして、複製先のシステムに設定するIPアドレスを事前に決めておいてください。
以下は“B.1.1 シングルシステムによる設定例”のHOST-A をクローニングする場合の設計例です。
変更するIPアドレス | 複製元の値 | 複製先の値 | ||
---|---|---|---|---|
HOST-A | 仮想インタフェース | sha0 | 192.168.80.1 | 192.168.180.1 |
物理インタフェース | net0 | 192.168.70.1 | 192.168.170.1 | |
net1 | 192.168.71.1 | 192.168.171.1 |
以下は“B.1.4 クラスタシステムによる設定例(1:1運用待機)”のHOST-A、HOST-B をクローニングする場合の設計例です。
変更するIPアドレス | 複製元の値 | 複製先の値 | ||
---|---|---|---|---|
HOST-A | 仮想インタフェース | sha0 | 192.168.80.1 | 192.168.180.1 |
物理インタフェース | net0 | 192.168.70.1 | 192.168.170.1 | |
net1 | 192.168.71.1 | 192.168.171.1 | ||
HOST-B | 仮想インタフェース | sha0 | 192.168.80.2 | 192.168.180.2 |
物理インタフェース | net0 | 192.168.70.2 | 192.168.170.2 | |
net1 | 192.168.71.2 | 192.168.171.2 | ||
引継ぎ仮想インタフェース | sha0:65 | 192.168.80.3 | 192.168.180.3 |