ヒープ領域を獲得します。
指定方法
CALL "CEECRHP" USING BY REFERENCE HEAPID, BY REFERENCE HPSIZE, BY REFERENCE INCR, BY REFERENCE OPTS, BY REFERENCE FC.
01 HEAPID PIC S9(9) BINARY. 01 HPSIZE PIC S9(9) BINARY. 01 INCR PIC S9(9) BINARY. 01 OPTS PIC S9(9) BINARY. 01 FC. 02 Condition-Token-Value. COPY CEEIGZCT. 03 Case-1-Condition-ID. 04 Severity PIC S9(4) BINARY. 04 Msg-No PIC S9(4) BINARY. 03 Case-2-Condition-ID REDEFINES Case-1-Condition-ID. 04 Class-Code PIC S9(4) BINARY. 04 Cause-Code PIC S9(4) BINARY. 03 Case-Sev-Ctl PIC X. 03 Facility-ID PIC XXX. 02 I-S-Info PIC S9(9) BINARY.
獲得したヒープ領域のヒープIDを格納する領域を指定します。HEAPID の79 と80 から取得されたストレージには、実行環境変数@CBR_LE_STORAGEによって指定された初期設定値とは関係なく、2 進0 が設定されます。
獲得するヒープ領域のサイズを指定します。
HPSIZE は、4096 バイトの倍数に切り上げられます。
0を指定した場合、実行環境変数@CBR_LE_HEAPで指定されている初期サイズ が使用されます。実行環境変数@CBR_LE_HEAPが指定されておらず、HPSIZEに0 を指定した場合は、32Kバイトのヒープ領域が獲得されます。
割り振り要求を満たすためにヒープを大きくする必要がある場合、拡張バイト数を指定します。
INCR は、4096 バイトの倍数に切り上げられます。
0を指定した場合、実行環境変数@CBR_LE_HEAPに指定された拡張サイズが使用されます。実行環境変数@CBR_LE_HEAPが指定されておらず、INCR に0 を指定した場合は、32Kバイトのヒープ領域が獲得されます。
HEAP属性を指定します。
指定するオプション値、ならびにHEAP属性については、IBMのマニュアルを参照してください。
フィードバック・コード域を指定します。
返却されるフィードバック・コードとコードの意味は以下のとおりです。
コード | 重大度 | メッセージ番号 | 意味 |
---|---|---|---|
CEE000 | 0 | 0 | 成功 |
CEE0P2 | 4 | 0802 | ヒープ・ストレージの制御情報が壊れています。 |
CEE0P4 | 3 | 0804 | ヒープ割当て要求で指定された初期サイズ値がサポートされていません。 |
CEE0P5 | 3 | 0805 | ヒープ割当て要求で指定された増分サイズ値がサポートされていません。 |
CEE0P6 | 3 | 0806 | ヒープ割当て要求で指定されたオプション値が認識されていません。 |
CEE0PD | 3 | 0813 | ストレージ取得要求を実行するために十分なストレージがありません。 |