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NetCOBOL V12.0 LEサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1 CEEDCOD

既存の条件トークンを分解します。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CEEDCOD" USING 
               BY REFERENCE FC,
               BY REFERENCE SEV,
               BY REFERENCE MSGNO,
               BY REFERENCE CASE,
               BY REFERENCE SEV2,
               BY REFERENCE CNTRL,
               BY REFERENCE FACID,
               BY REFERENCE ISINFO,
               BY REFERENCE FC2.
パラメタのデータ定義
01 SEV    PIC S9(4) BINARY.
01 MSGNO  PIC S9(4) BINARY.
01 CASE   PIC S9(4) BINARY.
01 SEV2   PIC S9(4) BINARY.
01 CNTRL  PIC S9(4) BINARY.
01 FACID  PIC X(3).
01 ISINFO PIC S9(9) BINARY.
01 FC.
   02 Condition-Token-Value.
   COPY CEEIGZCT.
       03 Case-1-Condition-ID.
           04 Severity PIC S9(4) BINARY.
           04 Msg-No PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-2-Condition-ID
           REDEFINES Case-1-Condition-ID.
           04 Class-Code PIC S9(4) BINARY.
           04 Cause-Code PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-Sev-Ctl PIC X.
       03 Facility-ID PIC XXX.
   02 I-S-Info PIC S9(9) BINARY.
01 FC2.
   02 Condition-Token-Value.
   COPY CEEIGZCT.
       03 Case-1-Condition-ID.
           04 Severity PIC S9(4) BINARY.
           04 Msg-No PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-2-Condition-ID
           REDEFINES Case-1-Condition-ID.
           04 Class-Code PIC S9(4) BINARY.
           04 Cause-Code PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-Sev-Ctl PIC X.
       03 Facility-ID PIC XXX.
   02 I-S-Info PIC S9(9) BINARY.
FC (入力)

分解する条件トークンを指定します。

SEV (出力)

condition_ID の最初の2 バイトを格納する領域を指定します。

MSGNO (出力)

condition_IDの2番目の2バイトを格納する領域を指定します。

CASE (出力)

condition_ID部分の形式を格納する領域を指定します。

1: ケース1 (Case-1-Condition-ID)の形式

2: ケース2 (Case-2-Condition-ID)の形式

0と3は予約済みです。

SEV2 (出力)

条件の重大度を格納する領域を指定します。以下の値が設定されます。

  • 0 (通知): ただし、トークン全体がゼロである場合、情報はありません。

  • 1 (警告): サブルーチンは正しく終了したと考えられます。

  • 2 (エラー):修正が試みられました。サブルーチンはおそらく不正に終了しました。

  • 3 (重大エラー): サブルーチンはが完了していません。

  • 4 (クリティカル・エラー): サブルーチンは完了していません。条件がシグナルにより通知されます。クリティカル・エラーとは、環境を危うくする条件です。クリティカル・エラーがLanguage Environment の呼び出し可能サービスの間に発生する場合には、呼び出し側に同期的に戻るのではなく、常に条件マネージャーにシグナルで通知されます。

CNTRL (出力)

条件制御状態が格納される領域を指定します。以下の値が設定されます。

  • 1 :facility_IDが本システムによって割り当てられていることを示します。

  • 0 :facility_ID がユーザー指定値であることを示します。

FACID (出力)

3文字の英数字が格納される領域を指定します。

3文字の英数字(A からZ、a からz、および0 から9)は、条件またはフィードバック情報を生成するプロダクトを識別します。 (例えば、CEE)。

ISINFO (出力)

本システムではこのパラメタは意味を持ちません。

FC2 (出力)

フィードバック・コード域を指定します。

返却されるフィードバック・コードとコードの意味は以下のとおりです。

コード

重大度
(Severity)

メッセージ番号
(Msg-No)

意味

CEE000

0

0

成功

CEE036

3

0102

認識されていない条件トークンが指定されました。