ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V12.0 CBLサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.7 CBL_READ_FILE

ファイルからデータを読み込みます。または、ファイルサイズを取得します。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CBL_READ_FILE"   USING ファイルハンドル
                             ファイル相対番地
                             バイト数
                             フラグ
                             バッファ
                       RETURNING 状態コード.
パラメタのデータ定義

[32bit]

       01  ファイルハンドル  PIC X(4).
       01  ファイル相対番地  PIC 9(18) BINARY.
       01  バイト数          PIC 9(9) BINARY.
       01  フラグ            PIC 9(4) BINARY.
       01  バッファ          PIC X(n).
       01  状態コード        PIC S9(4) COMP-5.
ファイルハンドル

“CBL_OPEN_FILE”、 “CBL_OPEN_FILE2”、 “CBL_CREATE_FILE”または “CBL_CREATE_FILE2” で返却されたファイルハンドルを指定します。

ファイル相対番地

ファイル内相対番地を指定します。最大値は0xFFFFFFFFです。

バイト数

読み込むデータの長さを指定します。最大値は0xFFFFです。

フラグ

フラグを指定します。指定するフラグの情報は以下のとおりです。

  • 0: 標準の読込み

  • 128: ファイルサイズをファイル相対内番地に設定

バッファ

読み込んだデータを格納する領域を指定します。

復帰コード

復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。

状態コード
  • 0: 成功

  • -1: パラメタ誤り

  • 上記以外: ANSI74ファイル状態値