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NetCOBOL V12.0 CBLサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.3 CBL_CREATE_FILE2

新しいファイルを作成します。CBL_CREATE_FILEとの違いは、ファイル名に空白文字を含むことができます。

注意

既にファイルが存在していた場合にはファイルを上書きします。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CBL_CREATE_FILE2"   USING ファイル名
                                アクセスモード
                                排他モード
                                装置
                                ファイルハンドル
                          RETURNING 状態コード.
パラメタのデータ定義

[32bit]

       01 ファイル名        PIC X(n).
       01 アクセスモード    PIC 9(4) BINARY.
       01 排他モード        PIC 9(4) BINARY.
       01 装置              PIC 9(4) BINARY.
       01 ファイルハンドル  PIC X(4).
       01 状態コード        PIC S9(4) COMP-5.
ファイル名

作成するファイル名を指定します。 ファイル名はNULLで終わるようにしてください。 ファイル名の長さの最大値は255バイトです。

アクセスモード

アクセスモードを指定します。指定するモードは以下のとおりです。

  • 1: 読込み専用

  • 2: 書込み専用

  • 3: 読込み/書込み

排他モード

排他モードを指定します。指定するモードは以下のとおりです。

  • 0: 読込み及び書込みを拒否

  • 1: 書込みを拒否

  • 2: 読込みを拒否

  • 3: 拒否しない

装置

将来拡張のための予約域であり、0が設定されている必要があります。

ファイルハンドル

ファイルハンドルの格納域を指定します。

復帰コード

復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。

状態コード
  • 0: 成功

  • -1: パラメタ誤り

  • 上記以外:ANSI74ファイル状態値