ここに記載する情報は、以下の製品に適用されます。
NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ (32bit)
NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ (32bit)
NetCOBOL Base Edition クライアント運用パッケージ (32bit)
NetCOBOL Standard Edition 開発パッケージ (32bit)
NetCOBOL Standard Edition サーバ運用パッケージ (32bit)
NetCOBOL Standard Edition クライアント運用パッケージ (32bit)
NetCOBOL Professional Edition 開発パッケージ (32bit)
NetCOBOL Enterprise Edition 開発パッケージ (32bit)
NetCOBOL Enterprise Edition サーバ運用パッケージ (32bit)
項番 | V/L(注) | P番号 | 現象 |
---|---|---|---|
1 | V90L10 | PH06622 | 以下の条件のとき、COBOLプログラム実行時にFORMAT句なし印刷ファイルのREDEFINES句を指定した項目を含む集団項目の出力で、CHARACTER TYPE句またはPRINTING POSITION句が有効にならず、指定した印字属性または印字位置が正しく出力されません。 UNICODEアプリケーションの場合、上記現象に加えて、以下の現象が発生する場合があります。
[条件]
(*1):次のいずれかの項目にREDEFINES句を指定した場合、翻訳時にJMN2224I-W が出力され、項目に指定したCHARACTER TYPE句またはPRINTING POSITION句が無効であることを警告されます。
[現象が発生するプログラム例] DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01 DATA1.
03 DATA2.
05 DATA31.
07 DATA31A PIC X(10).
05 DATA32 REDEFINES DATA31.
07 DATA32A. *>発生条件4
09 DATA32A1 PIC X(5).
09 DATA32A2 PIC X(5).
05 DATA33. *>発生条件5
07 DATA33A PIC N(5) MODE-1.
PROCEDURE DIVISION.
WRITE PRINT-REC FROM DATA1 AFTER PAGE. *>発生条件3 |
2 | V11.0.0 ~ V11.0.1 | PH08039 | 以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時に、OSIV系形式の実行時パラメタの受け取りデータ項目に不定な値(*1)が格納される場合があります。
*1: 代替文字(_)が格納されるべきところに、意図しない文字が格納されます。値はメモリの状態により異なります。 *2: Unicode固有文字 |
3 | V11.0.0 ~ V11.0.1 | PH10390 | 以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時に、DISPLAY-OF関数で後置空白を含む日本語文字を英数字文字に変換すると、後置空白が除去されずに変換されてしまうことがあります。(注) 注) 発生頻度はメモリの状態に依存します。
*: Windows(x86) NetCOBOL V10.0、V10.1、V10.2、V10.3またはV10.5 |
注:V/Lは障害が存在する範囲を示します。