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Interstage Application Server V12.0.0 MessageQueueDirector説明書
FUJITSU Software

6.4.1 環境削除(WSFCの場合)

本節では、クラスタサービスの環境削除について、以下の順に説明します。

作業の流れは、図6.10 MQDの環境削除手順のとおりです。

図6.10 MQDの環境削除手順

6.4.1.1 MQD用のディスクリソースを確認する

MQDの環境を削除する場合、MQD用のディスクリソースがオンラインになっているノードで資源を削除することになります。資源の削除は、mqdsetupを実行するときに“-h”を指定していなかったノードで実行します。そのため、“-h”を指定せずにmqdsetupを実行したノードで、MQDのディスクリソースがオンラインになっていることを確認してください。もし、オンラインになっているノードが異なる場合は、ディスクリソースをクラスタアドミニストレータにより移動してください。

6.4.1.2 MQDのリソースをオフラインにする

クラスタアドミニストレータを使用して、MQDのリソースをオフラインにします。この操作により、MQDが停止します。

6.4.1.3 MQDのリソースを削除する

クラスタアドミニストレータを使用して、MQDのリソースを削除します。

6.4.1.4 MQDの拡張機能の環境を削除する

MQDの拡張機能の環境を削除します。MQDの拡張機能はMQDの基本機能の環境を削除する際に、一括して削除することが可能ですので、ここでは何もせず、MQDの基本機能の環境を削除するに進んでもよいです。

MQDの拡張機能の環境は片側のノードのみで実施します。MQD用のディスクリソースがオンラインになっているノードで各拡張機能の環境削除コマンドを実行してください。

イベントチャネル連携サービスの場合

イベントチャネル連携サービスをCORBAサービスから削除するコマンド(mqdnsgwrlsserver)はInterstageを起動した状態で、双方のノードで実行してください。

6.4.1.5 MQD環境を削除する

MQDの環境を運用系ノード、待機系ノードともに削除します。双方のノードの環境削除順序は問いません。環境を-hオプション指定で作成していないノードで環境削除を行う場合は、切替えディスクにアクセスできる状態でなければなりません。