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Interstage Application Server V12.0.0 MessageQueueDirector説明書
FUJITSU Software

まえがき

本書の目的

本書は、MessageQueueDirector(以降、MQDと略します)が提供するメッセージ交換機能の説明書です。

MQDは、アプリケーション間の非同期通信を実現するソフトウェアです。

本書の目的は、MQDの機能および使用方法を解説し、インターネットやイントラネットを介して接続された、業務システムの構築方法に関する情報を提供します。

読者は、本書からMQDについての以下の情報を得ることができます。

本書の読者

本書は、MQDを使用した業務を検討、構築および運用される方を対象に記述されています。

前提

本書を読むにあたって、以下の知識が必要です。

本書の構成

本書は、以下の4部構成になっています。

第1部 基本機能編

MQDの基本機能について説明しています。

第1章 概要

MQDの機能概要と適用効果、利用形態や関連するソフトウェアなど、MQDの全般的なことについて説明しています。

第2章 環境作成

MQDで必要となるシステム環境の作成方法について説明しています。

第3章 保守

MQDで必要となるシステム環境の作成方法について説明しています。

第4章 コマンド

MQDのコマンド文法について説明しています。

第2部 拡張機能編

各種の拡張機能(サービス)について説明しています。

第5章 イベントチャネル連携サービス

Interstageの非同期メッセージ基盤を利用したシステム間の連携サービスについて、サービス環境の作成と運用について説明しています。

第3部 クラスタシステム

クラスタシステムについて説明しています。

第6章 クラスタサービス機能

クラスタシステム環境でMQDを使用する方法について説明しています。

第4部 制限事項・注意事項

制限事項・注意事項について説明しています。

第7章 制限事項

本製品の制限について説明しています。

第8章 注意事項

MQDを使用する上での注意事項について説明しています。

付録A 定義記述規約

MQDの各種定義の記述規約について説明しています。

付録B MQDの名称規約

MQDの各種定義項目の名称規約を一覧しています。

付録C 各種制限数の一覧

MQDの各種制限数を一覧しています。

付録D 他の非同期通信機能

Interstageで提供する非同期通信機能の利用方法(棲み分け)を説明しています。

付録E セキュリティ侵害の脅威と対策

MQDに関するセキュリティ侵害の脅威と対策について説明しています。

用語集

MQDの専門用語を説明しています。和文の用語は“アイウエオ”順に、英文の用語は“ABC”順に並べてあります。

なお、関連他製品の専門用語については、各製品のマニュアルを参照してください。

本書の位置づけ

MQDのマニュアルは、説明書(本書)とメッセージ集の2冊から構成されています。

本書は、MQDについての情報提供を目的としています。そのため、本書の利用にあたっては、必要に応じてInterstage Application Server以外の以下のマニュアルをお読みください。

グローバルサーバのマニュアル

本書の注意事項

輸出許可

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

登録商標について

記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

本製品のマニュアルに記載されている他社製品の商標表示については、「マニュアル体系と読み方」の「マニュアルの読み方」-「登録商標について」を参照してください。

著作権

Copyright 2000-2017 FUJITSU LIMITED

2017年7月 初版