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Interstage Business Application Server チュートリアルガイド
FUJITSU Software

4.2.1 クライアントアプリケーション用プロジェクトの作成

クライアントアプリケーションを開発するためのプロジェクトを作成します。
クライアントアプリケーション用プロジェクトは、“4.1.4 実行基盤インタフェースの生成”を行う前に、クライアントアプリケーション用のソースファイルを出力する先のプロジェクトとして、あらかじめ作成しておく必要があります。

4.2.1.1 Webアプリケーションプロジェクトの作成

サンプル業務アプリケーションでは、以下に示すプロジェクトを作成します。

プロジェクト名

アプリケーションの機能

AcceptWEBCBL

メニュー画面の表示機能

PaymentWEBCBL

部門予算管理機能

StockWEBCBL

在庫管理機能

プロジェクト名“AcceptWEBCBL”を例に、クライアントアプリケーション用プロジェクトの作成手順を示します。

  1. Interstage Studioのメニューバーの[ファイル] > [新規] > [プロジェクト]を選択してください。

  2. [Web] > [動的 Web プロジェクト]を選択し、[次へ]をクリックしてください。



  3. 作成するプロジェクト情報を設定します。



    以下の値を設定して、[次へ]をクリックしてください。

    項目

    設定値

    プロジェクト名

    AcceptWEBCBL

    デフォルト・ロケーションを使用

    チェックする(初期値)

    ターゲットランタイム

    Interstage Application Server V12.0 (Java EE 7)

    動的 Web モジュールバージョン

    2.5

    構成

    カスタム

    EARにプロジェクトを追加

    チェックしない(初期値)

  4. Webモジュール構成は変更せず、[次へ]をクリックして、次の画面で[完了]をクリックしてください。

  5. [プロジェクトエクスプローラ]ビューに“AcceptWEBCBL”プロジェクトが追加されます。

  6. 他のプロジェクトも同様の手順で作成してください。

    プロジェクトごとの設定値を以下に示します。

    プロジェクト

    項目

    設定値

    PaymentWEBCBL

    プロジェクト名

    PaymentWEBCBL

    デフォルト・ロケーションを使用

    チェックする(初期値)

    ターゲットランタイム

    Interstage Application Server V12.0 (Java EE 7)

    動的 Web モジュールバージョン

    2.5

    構成

    カスタム

    EARにプロジェクトを追加

    チェックしない(初期値)

    StockWEBCBL

    プロジェクト名

    StockWEBCBL

    デフォルト・ロケーションを使用

    チェックする(初期値)

    ターゲットランタイム

    Interstage Application Server V12.0 (Java EE 7)

    動的 Web モジュールバージョン

    2.5

    構成

    カスタム

    EARにプロジェクトを追加

    チェックしない(初期値)

  7. [プロジェクトエクスプローラ]ビューに3つのWebアプリケーションプロジェクトが表示されます。

4.2.1.2 実行基盤連携用ライブラリの追加

クライアントアプリケーションがサーバアプリケーションを呼び出すためには、実行基盤連携用ライブラリを使用する必要があります。

以下に示すプロジェクトのビルドパスの設定に、実行基盤連携用ライブラリを追加します。

“PaymentWEBCBL”プロジェクトを例に、実行基盤連携用ライブラリの追加手順を示します。

  1. “PaymentWEBCBL”プロジェクトを選択して、コンテキストメニューの[ビルドパス] > [ビルドパスの構成] > [ライブラリ]タブ > [ライブラリの追加]をクリックしてください。

  2. [ライブラリの追加]ウィザードが表示されます。

    以下の項目を選択し、[次へ]をクリックしてください。

    項目

    設定値

    ライブラリタイプ

    実行基盤連携用ライブラリ

  3. 実行基盤連携用ライブラリの設定を行います。

    以下の項目を選択して、[完了]をクリックしてください。

    項目

    設定値

    基本機能

    ユーザログ機能

    チェックしない(初期値)

  4. “PaymentWEBCBL”プロジェクトに実行基盤連携用ライブラリが追加されます。

  5. “StockWEBCBL”プロジェクトのビルドパスにも、実行基盤連携用ライブラリを同様に追加してください。