本章では、同期アプリケーション連携実行基盤で動作するサーバアプリケーション、およびサーバアプリケーションを呼び出すクライアントアプリケーションを、Interstage Studioを使用して開発する方法について説明します。
アプリケーションの開発の流れを、以下に示します。
サーバアプリケーションの開発
業務処理を実行するサーバアプリケーションを開発します。このサーバアプリケーションを同期アプリケーション連携実行基盤に定義して連携させることによって、全体の業務処理を実行します。サーバアプリケーションは、COBOLで作成した業務ロジックに、同期アプリケーション連携実行基盤と業務ロジックをつなぐための実行基盤インタフェースを組み合わせた、ライブラリ形式で作成します。
クライアントアプリケーションの開発
同期アプリケーション連携実行基盤を呼び出して処理要求を行い、処理結果を受け取る役割をもったクライアントアプリケーションを開発します。クライアントアプリケーションは、同期アプリケーション連携実行基盤とクライアントアプリケーションをつなぐための実行基盤インタフェースを組み合わせ、Webアプリケーション(WARファイル)として作成します。