業務の信頼性や性能といったシステム要件を元にサーバの分散やクラスタ化などにより構築する実際の動作環境をマッピングします。サーバの構成は、以下の3パターンに大別されますので、信頼性や性能といった要件をもとに適切な構成を選択してください。
ハードウェア環境の設計の詳細については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”および“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”を参照してください。
基本構成
単一または複数のアプリケーションサーバとデータベースサーバの構成で、アプリケーション連携実行基盤のシステムを作成します。すべての環境作成パターンの基礎となる構成です。
クラスタ構成
アプリケーション連携実行基盤のシステムの可用性を向上させるため、サーバに運用システムと待機システムを用意して、クラスタ運用する場合の構成です。
負荷分散構成
業務処理を行うアプリケーション連携フロー単位にサーバ群を多重化し、業務処理の負荷を分散する場合の構成です。