フローの閉塞機能は、業務の計画的な運用をサポートします。フロー定義単位に業務の開始を抑止できるため、業務処理開始アプリケーションで複数の業務を開始している場合、特定の業務の開始だけを抑止することが可能になります。
フローの閉塞の設定および設定解除は、Interstage管理コンソールまたはapfwctrlflowコマンドを用いて行います。
Interstage管理コンソールを使用した閉塞の設定の詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。apfwctrlflowコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
以下にフローの閉塞の概念図を示します。
フローの閉塞中にメッセージを発行するAPIを呼び出した場合、フローの閉塞中を示すエラーによりAPIは異常復帰します。フローの閉塞中の場合に発行されるエラーは、以下の通り通知されます。
Javaのアプリケーションの場合
FlowExceptionで返却されます。業務処理開始アプリケーションでは、FlowExceptionに対し、getMessageメソッドまたはtoStringメソッドで取得できるメッセージ文字列からフローが閉塞中であることを識別できます。