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Interstage Application Server V12.0.0 Interstage HTTP Server 運用ガイド
FUJITSU Software

A.41 CustomLog

名前

CustomLog


形式

CustomLog "|ihsrlogコマンド実行文"|ログファイル名 ニックネーム [env=[!]環境変数]


機能概要

アクセスログファイルを作成します。


|ihsrlogコマンド実行文

パイプ(|)、およびその後ろにihsrlogコマンドの実行文を指定します。ihsrlogコマンドの実行文の指定方法については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「保守情報採取コマンド」-「ihsrlog」を参照してください。

ログファイル

アクセスログを出力するファイル名を指定します。ファイル名は、絶対パス、またはServerRootディレクティブからの相対パスで指定します。スラッシュ(/)で始まらないパスを指定した場合、ServerRootディレクティブからの相対パスによる指定となります。なお、ディレクトリは、実際に存在するディレクトリ名を指定してください。

ニックネーム

LogFormatディレクティブで設定したニックネームを指定します。
初期値には、以下のようなニックネームがあります。

  • common
    Common Log Formatでログを記録します。

  • referer
    クライアントの追跡情報をログに記録します。

  • agent
    クライアントが使用しているWebブラウザの情報をログに記録します。

  • combined
    common、referer、およびagentのすべての情報をログに記録します。

  • ihs-analysis
    common、リクエスト処理時間、およびリクエスト受信情報をログに記録します。

env=[!]環境変数

指定した環境変数が設定されている場合にアクセスログを出力します。環境変数の先頭に「!」を指定すると、指定した環境変数が設定されている場合にアクセスログを出力しません。環境変数の設定条件は、SetEnvIfディレクティブで指定します。なお、環境変数については、「付録B 環境変数とサーバ変数」を参照してください。


指定位置

グローバルコンテキスト、バーチャルホスト


省略値

なし


初期値

CustomLog "|ihsrlog.exe -s logs/accesslog 1 5" ihs-analysis

CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s logs/accesslog 1 5" ihs-analysis

モジュール

mod_log_config


注意事項