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Interstage Application Server V12.0.0 Interstage HTTP Server 運用ガイド
FUJITSU Software

付録A ディレクティブ一覧

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)で設定するディレクティブについて説明します。

ポイント

  • 本マニュアルで説明しているディレクティブ以外にも、一部を除き、Apache HTTP Server Version 2.0で提供されているディレクティブを使用できます。なお、使用できない一部のディレクティブについては、「ディレクティブの注意事項」を参照してください。

  • Apache HTTP Server Version 2.0のディレクティブについては、「Apache HTTP サーバ バージョン 2.0 ドキュメント」を参照してください。参照方法については、「付録C Apache HTTP サーバ バージョン 2.0 ドキュメントの参照方法」を参照してください。

注意

ディレクティブの注意事項
  • 以下のディレクティブの値は、変更しないでください。変更した場合、Webサーバの動作を保証できません。

    • PidFile

    • ServerRoot

  • Interstage HTTP Serverでは、Apache HTTP Server Version 2.0で提供されている以下のディレクティブは、使用できません。

    • AuthLDAPAuthoritative

    • AuthLDAPCharsetConfig

    • AuthLDAPCompareDNOnServer

    • AuthLDAPDereferenceAliases

    • AuthLDAPFrontPageHack

    • AuthLDAPGroupAttribute

    • AuthLDAPGroupAttributeIsDN

    • AuthLDAPRemoteUserIsDN

    • AuthLDAPUrl

    • LDAPCacheEntries

    • LDAPCacheTTL

    • LDAPOpCacheEntries

    • LDAPOpCacheTTL

    • LDAPSharedCacheFile

    • LDAPSharedCacheSize

    • LDAPTrustedCA

    • LDAPTrustedCAType

    • SSLCACertificateFile

    • SSLCACertificatePath

    • SSLCARevocationFile

    • SSLCARevocationPath

    • SSLCertificateChainFile

    • SSLCertificateFile

    • SSLCertificateKeyFile

    • SSLCipherSuite(注)

    • SSLEngine

    • SSLInsecureRenegotiation

    • SSLMutex

    • SSLOptions

    • SSLPassPhraseDialog

    • SSLProtocol

    • SSLProxyCACertificateFile

    • SSLProxyCACertificatePath

    • SSLProxyCARevocationFile

    • SSLProxyCARevocationPath

    • SSLProxyCipherSuite

    • SSLProxyEngine

    • SSLProxyMachineCertificateFile

    • SSLProxyMachineCertificatePath

    • SSLProxyProtocol

    • SSLProxyVerify

    • SSLProxyVerifyDepth

    • SSLRandomSeed

    • SSLRequire

    • SSLRequireSSL

    • SSLSessionCache

    • SSLSessionCacheTimeout

    • SSLUserName

    • SSLVerifyClient(注)

    • SSLVerifyDepth

    • SuexecUserGroup

    注)Interstage HTTP Serverが提供しているディレクティブを使用してください。

ディレクティブの定義項目

ディレクティブの定義項目を以下に示します。


名前

ディレクティブの名前です。


形式

ディレクティブの形式です。


機能概要

ディレクティブの機能概要です。


指定位置

ディレクティブが設定する位置を、以下のキーワードで示します。


グローバルコンテキスト

Webサーバ全体の動作について設定します。

バーチャルホスト

<VirtualHost>セクション内で使用可能であり、バーチャルホストの動作について設定します。

ディレクトリ

<Directory>セクション内、<Location>セクション内、および<Files>セクション内で使用可能であり、特定のディレクトリ、URL、およびファイルに対してリクエストを受けた場合の動作について設定します。


省略値

ディレクティブを省略した場合の値です。「なし」と示されているディレクティブは、省略した場合にディレクティブの機能を使用することができません。


初期値

ディレクティブの初期値です。


モジュール

ディレクティブの機能を実装しているモジュールの名前です。モジュール名が示されていないディレクティブは、基本モジュールに含まれます。


注意事項

ディレクティブ使用時の注意事項です。


使用例

ディレクティブの使用例です(設定が複雑なディレクティブのみ)。

参考

Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverの以下の環境定義ファイルにおいてもディレクティブが定義されていますが、通常、インストールの延長で環境設定が行われるため、意識する必要はありません。

(インストールパスはデフォルト)

C:\Interstage\gui\etc\httpd.conf

/etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf

なお、ここで説明しているディレクティブとは、以下の差異があります。

  • 一部のディレクティブの初期値

  • SSLCertExpireディレクティブの省略値
    (Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverの場合:「None」)