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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

20.23.2 od20002

OD: WARNING: od20002:The database of InterfaceRepository may have broken.
OD: 警告
: od20002:インタフェースリポジトリのデータベースが壊れている可能性があります。

意味

トランザクション処理中に、システムダウンやディスク領域不足などが発生し、データベースが破壊された可能性があります。

システムの処理

インタフェースリポジトリの起動時の場合、ローディング処理を中止します。
IDLコンパイル時の場合、インタフェース情報の登録を中止します。

ユーザの対処

以下のいずれかの方法でインタフェースリポジトリを復旧し、インタフェースリポジトリの再起動を行ってください。

  • ismodifyserviceコマンドを使用してインタフェースリポジトリの再構築手順を実施後、インタフェースリポジトリへの登録を行う。

  • あらかじめodbackupsysコマンドで退避したCORBAサービス(ObjectDirector)の資源を、odrestoresysコマンドで復元する。

なお、IDLコンパイル時に本メッセージが出力された場合、ディスク領域不足の可能性があります。以下のデータベース格納先のディスク領域には、十分空きのあるドライブ、ディレクトリを指定したあと、上記のいずれかの方法でインタフェースリポジトリを復旧し、インタフェースリポジトリの再起動を行ってください。


C:\Interstage\td\var\IRDB


/opt/FSUNtd/var/IRDB


/opt/FJSVtd/var/IRDB


上記の処理を実施しても同様のエラーが発生する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

インタフェースリポジトリの再構築手順

以下の手順で、インタフェースリポジトリを再構築します。ismodifyserviceコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ismodifyservice”を参照してください。

  1. ismodifyserviceコマンドを使用し、インタフェースリポジトリの参照先を、いったんリモートホストに変更します。
    ホスト名には、指定可能な任意の名前を指定してください。なお、本手順では、リモートホスト上のインタフェースリポジトリを実際に参照しないため、存在しないホスト名を指定しても問題ありません。
    ismodifyservice -r -h ホスト名 IR

  2. 再度ismodifyserviceコマンドを使用し、インタフェースリポジトリの参照先をローカルホストに戻します。
    ismodifyservice -a IR