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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

14.6.26 is20727

IS: ERROR: is20727:A communication error occurred Exception=%s1 Exception message=%s2
IS: エラー
: is20727:通信エラーが発生しました 例外情報=%s1 例外メッセージ=%s2

可変情報

%s1:例外情報
%s2:例外メッセージ

意味

通信エラーが発生しました。

システムの処理

処理を中止します。

ユーザの対処

出力された例外情報%s1および例外メッセージ%s2により、以下の対処を行ってください。

【例外情報】

【例外メッセージ】

java.rmi.UnmarshalException

RMI通信中に通信タイムアウトなどで、処理が中断されました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。

No

例外メッセージ

原因

対処

1

Error unmarshaling return header; nested exception is: java.net.SocketTimeoutException: Read timed out

通信のタイムアウトが発生している。


イベントサービスにおいてユニット(保存先)の作成時に本メッセージが発生した場合は、トランザクション用ファイルを格納するディレクトリに、パーティションのサイズが2ギガバイトを超過したローデバイスを指定していないかを確認してください。2ギガバイトを超過したローデバイスを指定している場合は、2ギガバイト以内のローデバイスを指定し、再度処理を実行してください。

要求を送受信中に回線が切断され、応答が受信できずにタイムアウトが発生した可能性がある。

回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。

Interstage運用中にOSのシステム時間を変更した可能性がある。

JMXサービスを再起動してください。

2

Error unmarshaling return header; nested exception is: java.io.InterruptedIOException: Read timed out

要求を送受信中に回線が切断され、応答が受信できずにタイムアウトが発生した可能性がある。

回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。

3

Error unmarshaling return header; nested exception is: java.net.SocketException: Connection reset

要求を送受信中に、回線が切断された可能性がある。

回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。

4

その他

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。

java.net.SocketTimeoutException

何らかの原因でタイムアウトが発生しました。例外メッセージにより以下の対処を行ってください。

No

例外メッセージ

原因

対処

1

connect timed out

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。

  • isjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。

  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できる正しいIPアドレスを指定してください。  (注1

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスも変更してください。  (注1

接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。

接続先のサーバが起動しているか確認してください。

2

Read timed out

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。

  • isjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。

  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できる正しいIPアドレスを指定してください。  (注1

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスも変更してください。  (注1

接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。

接続先のサーバが起動しているか確認してください。

Interstage JMXサービスとコネクションを確立する際に、接続するサーバがメモリ不足などでコネクションを生成できない状態である。または、接続するサーバのネットワークに異常があるため、処理要求が実行できない状態となっている。

接続するサーバの不要なアプリケーションを停止するなどして、空きメモリ量を増やしてから再度処理を実行してください。それでも解決しない場合、ネットワーク環境に異常がないか確認してください。

3

その他

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。

java.rmi.ConnectException

接続先のInterstage JMXサービスの起動状態に異常があります。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。

No

例外メッセージ

原因

対処

1

Connection refused to host: [IPアドレス]; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection timed out: connect

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。

  • isjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。

  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できる正しいIPアドレスを指定してください。  (注1

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスも変更してください。  (注1

2

Connection refused to host: 127.0.0.1; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection refused: connect

ネットワークが切断された状態でInterstage JMXサービスが起動されている。

起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。

3

その他

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。

java.net.NoRouteToHostException

サーバとの接続に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。

No

例外メッセージ

原因

対処

1

No route to host: connect
または
No route to host
または
ホストへの経路がありません

接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。

接続先のサーバが起動しているか確認してください。

2

その他

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。

java.net.SocketException

サーバとの接続に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。

No

例外メッセージ

原因

対処

1

Resource temporarily unavailable

一時的にネットワーク資源が不足している可能性がある。


TCP/IPパラメタをチューニングしてください。チューニング方法は、“チューニングガイド”の“TCP/IPパラメタのチューニング”を参照してください。

しばらくしてから、再度処理を実行してください。

Interstage JMXサービスが停止/再起動した可能性がある。

起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。

2

その他

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。

java.rmi.ServerError

RMI通信時にサーバでエラーが発生しました。例外メッセージにより以下の対処を行ってください。

No

例外メッセージ

原因

対処

1

Error occurred in server thread; nested exception is:java.lang.OutOfMemoryError

Interstage JMXサービス上で要求が処理されているときに、メモリ不足が発生した。

Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスに対して、ヒープ領域、メタスペースの拡張を行ってください。
Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスに指定するオプション情報については“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール動作環境の設定”の“Interstage管理コンソール動作環境のカスタマイズ”を参照してください。

2

Error occurred in server thread; nested exception is: [例外情報]

Interstage JMXサービス上で要求が処理されているときに、処理要求の解析や要求データの復元、または処理結果のネットワークデータへの変換のいずれかが行われているときに、エラーが発生してる。

例外情報に出力されている情報を、“第40章 J2EE使用時に出力される例外情報”またはオラクル社のホームページからJavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照してエラー原因を確認して対処してください。

3

その他

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。

No

例外メッセージ

原因

対処

1

予期せぬIPアドレスが出力されている場合

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。

  • isjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。

  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイルに、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できる正しいIPアドレスを指定してください。  (注1

  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイルに定義したIPアドレスも変更してください。  (注1

2

その他

ホスト名に使用できない文字が使用されている。

ホスト名には、以下の文字を使用してください。ホスト名を変更後にInterstage JMXサービスを再起動してください。

  • アルファベット大文字(“A”~“Z”)またはアルファベット小文字(“a”~“z”)

  • 数字(“0”~“9”)

  • ハイフン(“-”)

  • ピリオド(“.”)

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

例外情報に出力されている情報を、“第40章 J2EE使用時に出力される例外情報”またはオラクル社のホームページからJavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。
一時的にネットワーク資源が不足している可能性があります。しばらくしてから、再度処理を行ってください。Interstage JMXサービスを再起動した場合、再度処理を実行してください。  (注2


1 以下の手順でisjmx.xmlファイルを修正してください。

  1. isjmxchangedefコマンドの引数に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できるIPアドレスを指定して、コマンドを実行してください。isjmxchangedefコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage JMXサービス運用コマンド”を参照してください。


    isjmxchangedef IPアドレス


    /opt/FJSVisjmx/bin/isjmxchangedef IPアドレス

  2. 以下の手順で、Interstage JMXサービスを再起動してください。


    “Interstage Operation Tool”サービスを起動します。


    isjmxstopコマンドでInterstage JMXサービスを停止し、その後、isjmxstartコマンドでInterstage JMXサービスを起動します。

2 ファイルディスクリプタ不足が発生している可能性があります。“トラブルシューティング集”の“共通事項”に記載されているファイルディスクリプタ不足の異常時の対処方法を参照してください。

Interstage JMXサービスの起動手順

Interstage JMXサービスの起動は、以下の手順で行ってください。

“Interstage Operation Tool”サービスを起動してください。

isjmxstartコマンドを使用し、Interstage JMXサービスを起動してください。

■その他の注意事項

クラスタ環境で、ノード名引き継ぎありに設定されている可能性があります。ノード名引継ぎなしに変更してください。

Interstage JMXサービスを運用するサーバのホスト名と、IPアドレスの設定が誤っている可能性があります。DNSに登録されているホスト名とIPアドレスなどを確認し、正しくホスト名とIPアドレスが設定されているか確認してください。
ホスト名を指定してOSが提供するpingコマンドを実行し、正しいIPアドレスから応答があれば、IPアドレスが正しく設定されていることを確認できます。

ホスト名として以下の文字以外が使用されている可能性があります。以下の文字以外は使用できません。

ホスト名に上記の文字が使用されている場合は、ホスト名を変更してください。

本メッセージが頻繁に出力される場合は、ネットワーク環境に問題が発生している可能性があります。エラー情報を参照して、失敗の原因を取り除いてください。ネットワーク環境に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて、技術員に連絡してください。