可変情報
%s1:例外情報
%s2:例外メッセージ
意味
通信エラーが発生しました。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
出力された例外情報%s1および例外メッセージ%s2により、以下の対処を行ってください。
【例外情報】
【例外メッセージ】
RMI通信中に通信タイムアウトなどで、処理が中断されました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Error unmarshaling return header; nested exception is: java.net.SocketTimeoutException: Read timed out | 通信のタイムアウトが発生している。 |
|
要求を送受信中に回線が切断され、応答が受信できずにタイムアウトが発生した可能性がある。 | 回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。 | ||
Interstage運用中にOSのシステム時間を変更した可能性がある。 | JMXサービスを再起動してください。 | ||
2 | Error unmarshaling return header; nested exception is: java.io.InterruptedIOException: Read timed out | 要求を送受信中に回線が切断され、応答が受信できずにタイムアウトが発生した可能性がある。 | 回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。 |
3 | Error unmarshaling return header; nested exception is: java.net.SocketException: Connection reset | 要求を送受信中に、回線が切断された可能性がある。 | 回線を復旧した後に、再度処理を実行してください。 |
4 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
何らかの原因でタイムアウトが発生しました。例外メッセージにより以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | connect timed out | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。 | 接続先のサーバが起動しているか確認してください。 | ||
2 | Read timed out | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。 | 接続先のサーバが起動しているか確認してください。 | ||
Interstage JMXサービスとコネクションを確立する際に、接続するサーバがメモリ不足などでコネクションを生成できない状態である。または、接続するサーバのネットワークに異常があるため、処理要求が実行できない状態となっている。 | 接続するサーバの不要なアプリケーションを停止するなどして、空きメモリ量を増やしてから再度処理を実行してください。それでも解決しない場合、ネットワーク環境に異常がないか確認してください。 | ||
3 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
接続先のInterstage JMXサービスの起動状態に異常があります。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Connection refused to host: [IPアドレス]; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection timed out: connect | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
2 | Connection refused to host: 127.0.0.1; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection refused: connect | ネットワークが切断された状態でInterstage JMXサービスが起動されている。 | 起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 |
3 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
サーバとの接続に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | No route to host: connect | 接続したサーバが起動していない、または、起動中の可能性がある。 | 接続先のサーバが起動しているか確認してください。 |
2 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
サーバとの接続に失敗しました。例外メッセージにより、以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Resource temporarily unavailable | 一時的にネットワーク資源が不足している可能性がある。 |
|
Interstage JMXサービスが停止/再起動した可能性がある。 | 起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。 | ||
2 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
RMI通信時にサーバでエラーが発生しました。例外メッセージにより以下の対処を行ってください。
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | Error occurred in server thread; nested exception is:java.lang.OutOfMemoryError | Interstage JMXサービス上で要求が処理されているときに、メモリ不足が発生した。 | Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスに対して、ヒープ領域、メタスペースの拡張を行ってください。 |
2 | Error occurred in server thread; nested exception is: [例外情報] | Interstage JMXサービス上で要求が処理されているときに、処理要求の解析や要求データの復元、または処理結果のネットワークデータへの変換のいずれかが行われているときに、エラーが発生してる。 | 例外情報に出力されている情報を、“第40章 J2EE使用時に出力される例外情報”またはオラクル社のホームページからJavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照してエラー原因を確認して対処してください。 |
3 | その他 | Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | JavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
No | 例外メッセージ | 原因 | 対処 |
---|---|---|---|
1 | 予期せぬIPアドレスが出力されている場合 | 以下のいずれかが原因です。
| 以下のいずれかの対処を行ってください。
|
2 | その他 | ホスト名に使用できない文字が使用されている。 | ホスト名には、以下の文字を使用してください。ホスト名を変更後にInterstage JMXサービスを再起動してください。
|
Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。 | 例外情報に出力されている情報を、“第40章 J2EE使用時に出力される例外情報”またはオラクル社のホームページからJavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。 |
注1) 以下の手順でisjmx.xmlファイルを修正してください。
isjmxchangedefコマンドの引数に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できるIPアドレスを指定して、コマンドを実行してください。isjmxchangedefコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage JMXサービス運用コマンド”を参照してください。
例
isjmxchangedef IPアドレス
/opt/FJSVisjmx/bin/isjmxchangedef IPアドレス
以下の手順で、Interstage JMXサービスを再起動してください。
“Interstage Operation Tool”サービスを起動します。
isjmxstopコマンドでInterstage JMXサービスを停止し、その後、isjmxstartコマンドでInterstage JMXサービスを起動します。
注2) ファイルディスクリプタ不足が発生している可能性があります。“トラブルシューティング集”の“共通事項”に記載されているファイルディスクリプタ不足の異常時の対処方法を参照してください。
Interstage JMXサービスの起動は、以下の手順で行ってください。
“Interstage Operation Tool”サービスを起動してください。
isjmxstartコマンドを使用し、Interstage JMXサービスを起動してください。
クラスタ環境で、ノード名引き継ぎありに設定されている可能性があります。ノード名引継ぎなしに変更してください。
Interstage JMXサービスを運用するサーバのホスト名と、IPアドレスの設定が誤っている可能性があります。DNSに登録されているホスト名とIPアドレスなどを確認し、正しくホスト名とIPアドレスが設定されているか確認してください。
ホスト名を指定してOSが提供するpingコマンドを実行し、正しいIPアドレスから応答があれば、IPアドレスが正しく設定されていることを確認できます。
ホスト名として以下の文字以外が使用されている可能性があります。以下の文字以外は使用できません。
アルファベット大文字(“A”~“Z”)またはアルファベット小文字(“a”~“z”)
数字(“0”~“9”)
ハイフン(“-”)
ピリオド(“.”)
ホスト名に上記の文字が使用されている場合は、ホスト名を変更してください。
本メッセージが頻繁に出力される場合は、ネットワーク環境に問題が発生している可能性があります。エラー情報を参照して、失敗の原因を取り除いてください。ネットワーク環境に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて、技術員に連絡してください。