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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

13.4.5 irep10304

IREP: ERROR: irep10304: %s1: line %s2: Specified file or directory in directive "%s3" does not exist. path=%s4 [%s5]
IREP: エラー: irep10304: %s1: %s2行目: ディレクティブ "%s3" で指定されたファイルまたはディレクトリが存在しません path=%s4 [%s5]

可変情報

%s1:ファイル名
%s2:エラー行
%s3:ディレクティブ
%s4:対象ファイル名
%s5:リポジトリ名

意味

ファイル%s4、またはディレクトリが存在しません。

システムの処理

リポジトリの起動処理を中止します。

ユーザの対処

リポジトリの環境構築後に、ファイル%s4またはディレクトリが、削除または移動された可能性があります。

または、ireprestsysコマンドを-confonlyオプション指定で使用して、リポジトリ環境のみリストアした可能性があります。-confonlyオプションは、クラスタ環境構築時、運用ノードから待機ノードへリポジトリ環境を複写する場合に使用します。通常構成において、本機能を利用して復元された環境では、リポジトリを起動できないことがありますので、使用しないでください。

ireprestsysコマンドを使用した場合、出力されるメッセージのユーザの対処を参照し、対処してください。

各運用形態に合わせて以下のマニュアルを参照し、該当リポジトリを再作成してください。

  • スタンドアロン形態、またはデータベース共用形態での運用中に発生した場合

    “ディレクトリサービス運用ガイド”の“リポジトリの運用・保守”-“リポジトリの修復”-“スタンドアロン形態の場合”-“環境が壊れている場合”

  • レプリケーション形態での運用中にマスタサーバのリポジトリで発生した場合

    “ディレクトリサービス運用ガイド”の“負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成”-“レプリケーション形態での運用監視とリポジトリの修復”-“マスタサーバのリポジトリの修復”-“バックアップがない場合”

  • レプリケーション形態での運用中にスレーブサーバのリポジトリで発生した場合

    “ディレクトリサービス運用ガイド”の“負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成”-“レプリケーション形態での運用監視とリポジトリの修復”-“スレーブサーバのリポジトリの修復”-“環境が壊れている場合”