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Interstage Application Server V12.0.0 リファレンスマニュアル(コマンド編)
FUJITSU Software

7.3 OD_set_env

名前

OD_set_env  -  オブジェクトリファレンス生成時に埋め込むホスト名およびコード情報の設定

形式

(1) ホスト名およびコード情報の設定
OD_set_env -n HostName [-L Locale]
OD_set_env -L Locale


(2) 設定情報の表示
OD_set_env -l

機能説明

OD_set_envコマンドは、サーバマシンで動作し、オブジェクトリファレンスの生成時に組み込むホスト名の設定およびオブジェクトリファレンスのコード情報の暗黙値を設定します。

本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。

-n HostName

オブジェクトリファレンスに埋め込むホスト名の情報を設定します。HostNameにはIPアドレスを指定することも可能ですが、ホスト名の設定を推奨します。なお、HostNameで指定される値の妥当性チェックは行わないため、設定する値に注意してください。

-L Locale

オブジェクトリファレンスのコード情報の暗黙値を設定します。指定可能なコード系については、“7.2 OD_or_adm”を参照してください。

-l

-nおよび-Lオプションにより設定されたサーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスの設定情報を表示します。

注意事項

メッセージ

起動時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。

$OD_HOME is not set

環境変数OD_HOMEが未設定です。


OD_set_env:option requires an argument - X

-Xオプションのパラメタが指定されていません。パラメタを設定してください。


ObjectReference create environment error

オブジェクトリファレンスの生成環境に誤りがあります。


your unauthorized environment change

環境情報を設定する権限がありません。管理者権限で実行してください。


Multiply XXX

オプションXXXが二重に定義されました。


locale is NULL

-Lオプションのパラメタが指定されていません。


name is NULL

-nオプションのパラメタが指定されていません。


Failed to open boa.env

boa.envファイルのオープンに失敗しました。管理者権限で実行してください。